アヒルの手羽肉は酒呑みのための珍グルメ! 業スーの『麻辣鸭翅(マーラーヤーチー)』が強烈カラシビだった
業務スーパーの輸入食材のなかでも、『麻辣鴨翅(マーラーヤーチー) 旨辛味付け合鴨の手羽』は味付けの個性が際立った一品ですね。
アヒルの手羽肉を味付けした冷凍惣菜です。四川料理っぽい本格的な辛味の付け方で、花椒のシビレがとにかく強烈。ビールのお供にガツンとくる肴が欲しいときにはアリなんじゃないでしょうか。
『麻辣鴨翅 旨辛味付け合鴨の手羽』の価格・内容量は?
『麻辣鴨翅(マーラーヤーチー) 旨辛味付け合鴨の手羽』は451円(税込、税抜418円)で販売中。内容量は180g。原産国は中国、輸入・販売は神戸物産。
鴨翅(ヤーチー)はアヒルの手羽のこと
麻辣はともかく、「鴨翅(ヤーチー)」というのは馴染みのない響き。中国語で「アヒルの手羽」という意味だそうです。中国版の手羽先の煮物といったところの料理ですね。
姉妹品に『麻辣鴨脖(マーラーヤーボー) 旨辛味付け合鴨のネック』(180g・537円)がありまして、そちらはアヒルの首肉(!)を使ったもの。本品のほうが親しみやすい部位です。価格も少し安めとなっています。
レンチンで手軽に用意できる
凍ったままの本品を耐熱容器に移したら、ラップをして電子レンジ(500W)で3分30秒ほど加熱するだけで食べられます。
ちなみに、袋のまま沸騰させたお湯に入れて15分ほど温めてもOKです。こっちのほうが少し柔らかく仕上がります。大きくは変わらないので、作り方は好みでどうぞ。
ひと味違う鮮烈なカラシビ感
羽根の先端部は除去してあるので、正確にはアヒルの手羽中です。2本の骨は付いたまま。若鶏の手羽に比べて肉付きも薄く、ボリュームはイマイチ。そのぶん味付けの本格感で勝負した一品といえます。
ぎゅっと引き締まった感じがある肉質で、噛むほど旨みが増してきます。醤油と中華味噌のまろやかな甘旨感に、唐辛子をはじめとするスパイス類の香りが続く味わいです。
味付けの方向性は『麻辣鴨脖』と似ており、八角や桂皮も華やかに広がります。ちょっと違うのは、本品はより唐辛子と花椒のパンチが効いてること。激辛すれすれの力強いシビレ感がやみつきになるんです。
唇がヒリヒリするほど辛いので、好みは選ぶタイプの味かと。可食部が少ないため、おかずやアレンジ用途にも向いてません。
あくまでもおつまみ珍味としてチョイスすべき一品ですが、とにかく鮮烈なカラシビ感が魅力的。一度ぐらい試しても損はしないおいしさですよ。
カロリーは?
『麻辣鸭翅 旨辛味付け合鴨の手羽』は100gあたり173kcal(炭水化物 12.2g、食塩相当量 4.0g)。総容量(180g)だと約311kcal。塩分が強いので、少しずつ消費したほうがよさそうです。