脱獄計画を放置する!? “受刑者”木村拓哉VS“刑務官”上川隆也、ラストにまさかの展開<ドラマ『Believe』>
「存在を反省しろ」という第1話での冷徹すぎる一言で注目を浴びた、ドラマ『Believe−君にかける橋−』で上川隆也が演じる刑務官・林一夫。
5月2日(木)に放送された第2話では、主人公・狩山陸(木村拓哉)が脱獄計画を立てていると知りながらも余裕の態度をとり、第1話に続いて強烈なインパクトを残した。
【映像】「完璧に制圧する」主人公に立ちはだかる刑務官・林一夫
◆「逃走は不可能だと思い知らせる」
第2話、妻・狩山玲子(天海祐希)ががんを患っていると知った狩山(木村)は、弁護士の秋澤良人(斎藤工)に自身の無実を晴らすための再審の相談を持ちかけるが、なかなか上手くいかない。
日に日に追い詰められる狩山は、刑務所の避難訓練中に騒ぎを起こして脱獄する計画を立てた。
しかし、協力を頼んでいた受刑者の灰谷耕太(一ノ瀬ワタル)が、刑務官側に狩山の脱獄計画をばらしてしまう。
国立刑務所・処遇部門第3区・区長を務める林(上川)は、部下から狩山の計画を聞くと、「(避難訓練に)参加させましょう。未然に防いでは処分もできない」と返答。
さらに林は、毅然とした態度で、「やらせるだけやらせて完璧に制圧する。逃走など絶対に不可能だと思い知らせる、いいデモンストレーションになるでしょう」と堂々言い放った。
◆一発逆転…狩山の本当の策
そうして実行された狩山の計画は頓挫したように見えたが、じつは本当の作戦は別にあった。
狩山は受刑者仲間である野口ヒロト(濱田龍臣)からあえて攻撃を受けてケガを負い、病院に救急搬送されることに。「ここを出られさえすればチャンスはある」という考えだった。
しかし、その救急車に同乗してきたのが、なんと林。
区長自ら乗ってきたことに驚きながら痛がる狩山を横目に、林は「私の刑務官人生は37年、あと1年余りで退官だ。狩山陸…私にとって最も忘れられない受刑者になるだろう、君は」と語った。
林とともに病院へ向かった狩山。はたして、彼の逃走は成功するのか。受刑者と刑務官の戦いから次回も目が離せない。