元木大介、理想のポジションは長嶋一茂。3つの要素に憧れるも…プロ野球では“自分のほうが上”
4月26日(金)の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、お笑い研究部の最新企画「元読売巨人軍ヘッドコーチ元木大介の今後のバラエティ出演を考える」が放送された。
元木大介は2005年に現役を引退し、数々のバラエティ番組で活躍。2014年、2015年には『しくじり先生』にも登壇し、2014年の授業「プロ野球の王道から外れちゃった先生」は“ギャラクシー賞月間賞”にも選ばれた。
その後、徐々に野球の王道へと戻っていき、2018年には世界少年野球大会の日本代表監督として世界一を達成。2019年には読売巨人軍のコーチとなり、1軍のヘッドコーチまで上り詰めた。
しかし、2023年のシーズン終了後には巨人軍を退団、2024年の現在は読売巨人軍が子どもたちの野球を指導するスクール“ジャイアンツアカデミー”の校長を務めている以外は、「もう校長先生以外の野球の仕事はないんです」と現状を吐露。
そして自分がどんなポジションになりたいのか考えた結果、理想とするのは長嶋一茂のポジションだと明かし、「野球の仕事をしつつ、一茂さんみたいにバラエティに呼ばれたい。理想は野球5:バラエティ5の二刀流」だと話した。
ところがコーチ退任後、久々にバラエティに復帰したところ、ある番組のロケ冒頭でディレクターに「オープニングでケツ出して振り返ってください」と衝撃のお願いをされたと激白。
さすがに校長という立場もあるため断ったものの、理想と現実のギャップに悩んでいると激白した。
そこで今回のお笑い研究部では、“元木はどうすれば長嶋一茂になれるのか”を一緒に考えていった。
◆元木に実践アドバイス!
元木はあらためて一茂の魅力を考えたところ、憧れる要素が3つあると分析。それが“エピソードトークの強さ”、“コメント力”、“演技力”。
そこで、お笑い研究部員たちは元木の周囲に強いエピソードが隠れていないか掘り起こしに協力したほか、コメント力を磨くべく相手のエピソードトークを“広げる”訓練を実施。
元木は生徒のひとり、高山一実が披露した失敗エピソードを広げてみようと奮闘するも、一同があきれはてる爆笑展開に。
◆“先輩”一茂へのリスペクトを明かすも…
今回の授業は元木にとって3度目の登壇だったが、バラエティスキルに悩む元木は「難しいよね、バラエティって…。この番組のオファーが来たとき“もうやめよう”って言いましたもん。オレがメインになっちゃうのが怖くてしょうがない」と、実はオファーをいったん断っていたことを告白。
「巨人軍のヘッドコーチのプレッシャーのほうが何倍もすごいでしょうに!」と生徒たちからツッコまれると、「いやぁ…バラエティはホント難しいよ」とため息をつきながら本音をぶっちゃけた。
元木はまた、レギュラー番組を多数持つ売れっ子の一茂に対し、「うらやましいな、すごいなと思います」とリスペクトを語りつつも、「“プロ野球に関してはオレのほうが上だ”みたいな意識ってあるんですか?」とオードリー・若林正恭に聞かれると、「ある!」と自信満々に即答。
「(プロ野球は)いちおう、(一茂の)倍の年数、やってます。ヒット数も全然違うわけですからね」とまんざらでもなさそうに答えていた。
さらに、巨人軍のコーチ就任に際しては、原辰徳氏から直々に「力を貸してくれないか」というメッセージが来たというマル秘エピソードも告白。そんな真剣要請に対し、「ゴルフの誘いかなと思った」と一瞬、誤解していたことも打ち明けていた。