●兵庫県姫路市の老舗肌着メーカーが米粉たい焼き店をオープンして人気に。どんな店なのか?

 今年(2024年)で創業55周年を迎える兵庫県の老舗肌着メーカー『白鷺ニット工業』。国産の上質な肌着やインナーウェアの製造・販売をするこの会社が、4月10日に兵庫県姫路市錦町に『甲賀米粉鯛焼き 姫路城前店』というたい焼き店をオープンして話題になっています。

 たい焼きの“皮”に米粉を使用し、外はパリっ、中はもちもちの食感と抜群の食べ応えを備えているのが特徴で、その美味しい鯛焼きを求めて連日多くのお客さんがお店を訪れています。

プレオープン時には1日に500人以上のお客さんがお店に訪れた

『甲賀米粉鯛焼き 姫路城前店』は、実店舗が完成する前はキッチンカーでの販売を行っており、イベントでの出店時には1日で最高300人以上の来客を記録。さらに今年3月のプレオープン時には1日に500人以上のお客さんがお店に訪れるなど、今回のグランドオープン前から地元姫路市や近郊のスイーツ好きからアツい注目を集めていました。

 一般的にイメージする昔ながらのたい焼き店とは異なるラグジュアリーな店構えで、店内はオープンな印象の全面ガラス張り。イートインスペースも木の温もりが感じられる落ち着きのある空間にするなど、こだわりの内装に。また、店内の一角にフォトスポットが設置されており、訪店時の楽しいひと時を写真に収められる嬉しい配慮も。

グルテンフリーで健康志向の「米粉たい焼き」

「十勝産つぶあん」200円と「カスタードクリーム」230円、4月は春期限定で「さくら」260円を販売

 お店で販売・提供される「米粉たい焼き」は、小麦粉を使用していない“グルテンフリー”仕様。低カロリーでヘルシー、小麦粉アレルギーの人も安心して食べることができます。

 グランドメニューは、鯛焼きの定番で十勝産の小豆を餡に使った「十勝産つぶあん」(200円)と「カスタードクリーム」(230円)、4月は春期限定でさくら餡をたっぷり入れた「さくら」(260円)を販売。今後はソフトクリームやドリンク類、さらに5月以降には新たな期間限定鯛焼き「抹茶」の販売を予定するなど、順次メニューを追加していくとのこと。 これは楽しみですね!

まとめ

 もともと、観光業や不動産賃貸など他業種への参入を果たすなど、多角化に向けた意欲的な企業活動を行ってきた『白鷺ニット工業』。今回のたい焼き店オープンも、地元・姫路の観光産業を活性化させたいという同社の熱い思いが込められています。

 姫路城やドラマのロケ地等で有名な書寫山圓教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)などを巡る際に、大人気の米粉たい焼きを味わいながら姫路観光を楽しんでみては?

●DATA

甲賀米粉たい焼き 姫路城前店

住:兵庫県姫路市錦町104-2
営:10:00~17:00
休:不定休
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