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(台北中央社)小林製薬の「紅麹」を巡る問題で、衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は1日、同社の紅麹原料を使用した関連製品を摂取した後に体調が悪くなったとする通報の件数が11件になったと明らかにした。このうち1人は、同社が自主回収を進める同社製の紅麹成分入りサプリメントを日本から購入して摂取していたという。

同社が自主回収の対象としている「紅麹コレステヘルプ」など紅麹関連5製品は台湾には輸入されていないものの、同社が製造する紅麹原料は2社が輸入していた。日本での健康被害発生を受け、台湾ではこれまでに紅麹関連の計226製品が予防的に売り場から撤去された。

(陳婕翎/編集:名切千絵)