JRT四国放送

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去年1年間に徳島地方法務局が救済手続きを始めた「人権侵犯事件」は80件で前の年に比べ増加しました。

徳島地方法務局によりますと、2023年の1年間に寄せられた人権侵害の相談のうち、救済手続きを始めた「人権侵犯事件」は80件で、前の年より6件増加しました。

このうち法務省が「重大」と定める人権侵犯は21件で、種類別では「暴行・虐待」が13件と最も多く、このうち5件は児童虐待事案でした。

次いで「住居・生活に関する人権侵犯」などが11件でした。

このほか、「プライバシー関係」が10件で、このうち5件がインターネットによる事案でした。

また、「学校におけるいじめ」が9件増え、10件でした。

徳島地方法務局は、「インターネットに関する相談が多い状況にあり、引き続き注意喚起していきたい」と、しています。