「26年連続で下落」県内の平均地価 下落幅は縮小【徳島】
国土交通省は2024年3月26日、土地取引の目安となる地価を公示しました。
徳島県内の平均は26年連続で下落となりましたが、下落幅は3年連続で縮小しています。
公示されたのは、2024年1月1日時点の住宅地、商業地、工業地あわせて、県内142地点の1平方メートルあたりの価格です。
全地点の平均は5万9500円で、前の年に比べて0.4%下がりました。
26年連続の下落ですが、下落幅は3年連続で縮小しています。
なかでも、徳島市津田海岸町は6.7%アップの1万9200円と、徳島南部自動車道の整備効果で大幅に上昇しました。
これは、中四国106地点で最も高い上昇率です。
商業地で最も高かったのは、20年連続で徳島市一番町3丁目でした。
価格は0.5%上昇し36万8000円でした。
一方、住宅地で最も高かったのは、10年連続で徳島市南前川町3丁目でした。
価格は1.3%アップの15万3000円でした。