9年連続の産卵 鳴門市大麻町のコウノトリのペア ひな誕生なら8年連続の快挙【徳島】
徳島県鳴門市大麻町に生息しているコウノトリのペアが、3月9日までに産卵していたとみられることが分かりました。
11日午前7時ごろに撮影された観察カメラの映像です。
産卵があったかどうかを判断する指標では、1日7時間以上観察した上で、親鳥が10分以上巣を留守にせず、50%以上の時間、巣に伏せていれば産卵した可能性が高いとされています。
コウノトリの保護に取り組んでいる「認定NPO法人とくしまコウノトリ基金」が、3月6日から10日までの観察カメラの映像を分析したところ、9日から親鳥が巣を留守にすることがなく、巣に伏せる時間も60%だったことから「おととい(9日)までに産卵があったと推定される」と発表しました。
大麻町のペアが産卵するのは9年連続で、無事にひなが誕生すれば8年連続の快挙となります。