(左から)田村海琉、山崎樹範

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2024年3月9日(土)東京・博品館劇場にて、朗読劇『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』が開幕する。開幕に先がけ、公開舞台稽古(ゲネプロ)が行われ、オフィシャル舞台写真とレポートが公開された。

公開舞台稽古(ゲネプロ)レポート

AOI Pro.企画・プロデュースの朗読劇『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』の公開舞台稽古が本日3月9日(土)の開幕に先がけ、昨日8日(金)東京・博品館劇場にて行われた。

山崎樹範   撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

田村海琉   撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

本作では、映画『461個のおべんとう』の原作となったTOKYO No.1 SOUL SET・渡辺俊美のエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』を初の朗読劇化。映画『461個のおべんとう』の監督の兼重淳が、脚本・演出・映像監督を務めている。

物語は、ミュージシャンとして活動する渡辺俊美と、その息子・登生が交わした「3年間お弁当を作る」「3年間、休まず高校へ行く」という“大切な男の約束”で始まった弁当作りを通して、親子の絆を描く。主演・渡辺俊美役を山崎樹範、俊美の息子・登生役を少年忍者の田村海琉、登生の友人・小春役を山粼玲奈、同じく登生の友人・碧役を郄橋佑大朗、そして劇中ドラマ映像では俊美の妻・アヤカ役を堀田茜が演じる。

山粼玲奈    撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

郄橋佑大朗   撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

劇中では映像プロダクション・AOI Pro.ならではの映像演出が多用されており、ライフスタイル動画メディア「TASTEMADE(テイストメイド)」とコラボレーションした弁当のレシピ動画や、舞台上のキャストがスクリーンに映る劇中ドラマのキャストと会話する場面も。また俊美役の山崎樹範が実際におかずを弁当に詰めたり、キャストが弁当を美味しそうに頬張ったりするなど、舞台ならではの演出も見られた。

山崎樹範    撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

  撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

さらに山崎樹範、田村海琉、山粼玲奈は劇中で歌唱も披露しており、従来の枠にとらわれない新作朗読劇となっている。演技巧者で舞台を引っ張る山崎樹範と、本作で朗読劇初挑戦の田村海琉の好演も光った。

山崎樹範   撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

(左から)山崎樹範、田村海琉   撮影:友澤綾乃  (C)AOI Pro./サンライズプロモーション東京

朗読劇『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』は、3月9日(土)~17日(日)まで東京・博品館劇場にて上演中。

【あらすじ】
ミュージシャンとして活動する渡辺俊美は、長年連れ添った妻と離婚した。その影響なのか、15歳と多感な年頃を迎えた息子・登生は高校受験に失敗してしまう。好きな事をやって生計を立てている俊美は、”学校に行く事だけがすべてではない”と考えるが、登生は「もう一度、高校受験をしたい」と伝える。次の年、見事高校に合格した登生は3年間休まずに学校に通うことを約束する。お昼ご飯をどうするか問いかける俊美。登生は「パパの弁当がいい。コンビニの弁当より、パパが作った方がおいしいから」と答えた。こうして「3年間お弁当を作る」「3年間、休まず高校へ行く」という”大切な男の約束”が生まれた。
徹夜明けの朝も、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、一日も欠かすことが無かったシングルファーザーの怒涛の弁当作りの記録を通して、親子の絆を描く。