いじめ認知件数が前年より増加 学校などで起きた重大ないじめ問題を調べる委員会の会合で報告【徳島】
徳島県内の学校などで起きた重大ないじめ問題を調べる「県いじめ問題調査委員会」の会合が5日に開かれ、昨年度のいじめ認知件数が前の年より増加していることなどが報告されました。
この委員会は、重大ないじめ問題が起きた際に学校などが行う調査結果について知事の判断のもと再調査、審議する機関で現在、調査している案件はありません。
5日は、徳島県教育委員会から2022年度の県内の小中高校などでのいじめ認知件数が2958件で、前の年度に比べて365件増加した現状が報告されました。
これを受け委員からは、「加害者の指導・支援も対応が必要」といった意見が出ました。
このあと、会は非公開で行われ、県によりますと再調査の行い方についての指針を策定したということです。
2014年に委員会が発足されて以降、これまでに再調査が行われた案件はありません。