パトカーに追跡されていた車が民家の塀にぶつかる事故 道路交通法違反の疑い【徳島】
29日未明、パトカーに追跡されていた車が民家の塀にぶつかる事故を起こし、運転手は車を置いて逃走しました。
警察が道路交通法違反の疑いがあるとみて、調べを進めています。
警察によりますと29日午前2時50分ごろ、徳島市秋田町1丁目の交差点で信号無視をした車をパトロール中のパトカーが発見しました。
パトカーに気付いた車は一度停止しましたが、警察官が職務質問しようとしたところ、来た道をバックして逃走しました。
(大江実結記者)
「逃走から6分後、今度はこちらの県庁前の交差点でパトカーと逃走車両が鉢合わせました」
午前2時55分ごろ逃走した車は、徳島市勝どき橋1丁目の県庁前交差点でパトカーと鉢合わせました。
逃走車両はパトカーから逃げるように交差点を左折、パトカーも追跡します。
車はその後、200メートルほど走ったあとUターンし、鳴門方面に向かって逃走を続けます。
(大江実結記者)
「逃走車両が橋を渡り切ったあと、左折したのを最後に見失いました」
その後、近くの住宅の塀に衝突し、放置された逃走車両を警察が発見。
運転手の姿はありませんでしたが、29日朝になって運転手を名乗る男性が徳島中央警察署に出頭してきたということです。
警察はこの男性が運転していた本人かも含め、道路交通法違反の疑いがあるとみて捜査しています。