ドジャースの大谷翔平【写真:Full-Count/荒川祐史】

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ドジャースがエンリケ・ヘルナンデスと1年の再契約

 米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、エンリケ・ヘルナンデス内野手と1年の再契約を結んだと発表した。「キケ」の愛称で知られるユーティリティ選手。同僚となる大谷翔平投手がメジャーに挑戦した6年前には「親愛なるショウヘイ・オオタニへ」とラブコールを送っていたことが日米ファンの間で話題になっている。

 明るいキャラクターと内外野様々なポジションを守れる器用さ、勝負強い打撃で人気の高いヘルナンデスがロサンゼルスに戻ってくる。2015年から2020年までドジャースに所属。2020年にはワールドシリーズ制覇に貢献した。2021年からレッドソックスに移籍するも、昨季途中にトレードでドジャースに復帰。今オフはフリーエージェント(FA)になっていた。26日、ドジャースはヘルナンデスとの再契約を発表。複数の米報道によると、1年400万ドル(約6億円)の契約だという。

 ドジャースへの復帰が発表され、注目を集めたのが2017年12月3日(同4日)にヘルナンデスが自身のツイッター(現X)に記した投稿。日本球界からメジャーに挑戦する大谷の去就に注目が集まっていた当時、ヘルナンデスは「親愛なるショウヘイ・オオタニへ」と切り出し、ラブコールを送っていた。

「もし君が僕たちと契約してくれたら、僕は喜んでポジションを変更するよ! あと、もしお望みならブルペンで君の球も受ける! オーー、それから忘れないうちに……僕とユウ、ケンタは親友のようなものだ!」

 当時チームメートだったダルビッシュ有前田健太両投手の名前も挙げつつ、大谷を勧誘したヘルナンデス。6年前の投稿には米ファンから「これで彼とプレーできるな、キング」「実現した!」「6年強の時を経て、彼らがついにチームメートに」といったコメントが寄せられた他、日本のファンからも「こんなツイートしてくれてたのね」「伏線回収、、、と」「また楽しみが増えましたね」と反が集まっている。

(THE ANSWER編集部)