13歳馬リッカルドが引退 南関東の現役最年長馬
千葉県競馬組合は9日、南関東競馬において現役最年長となるリッカルド(セ13、船橋・佐藤裕太厩舎)の引退を発表した。
同馬は父フサイチリシャール、母キョウエイハツラツ、その父オペラハウスという血統。2013年にJRAでデビューし、16年8月のエルムSで重賞初制覇を果たした。その後18年に船橋へ移籍。初戦の報知グランプリCから重賞4連勝を飾り、帝王賞でも4着と好走した。
通常、南関東競馬では9歳末までしか在籍できないが、A1所属馬に限り、年内1回でも5着以内に入着すれば、翌年も出走可能となる。リッカルドも毎年随所で好走し、以降も船橋所属のまま現役を継続。12歳となった23年には柏の葉OPを制して、船橋競馬の最年長勝利を達成した。通算成績は76戦17勝(中央34戦6勝、地方42戦11勝)。
(千葉県競馬組合のリリースより)