マルチェロ・リッピの目には現イタリア代表の将来はバラ色に映るようだ。ドイツW杯でイタリアを24年振り4度目の優勝に導いた名将は有料番組SKYのインタビューで「代表集団はまだ勝利に対する欲望に溢れているようだ。自分も彼らの勝利を確信しているよ」とコメントした。また12日の対グルジア戦でFWデル・ピエロをベンチからも外れ、スタンド観戦となった事に関して「出番がない事に対して選手が落ち込むのは自然の流れ。ただクラブ(ユベントス)が厳しい状況下にも関わらず、彼が常に冷静沈着な態度を貫き通している事は容易ではないはず。彼がプレイすることを期待しているが、自分が選手選考に全く関係していないことは言うまでもないだろう」とコメント、かつての愛弟子にリッピは陰からエールを送っている。