『オッペンハイマー』ついに日本上陸
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 『ダークナイト』『TENET テネット』などで知られるクリストファー・ノーラン監督の最新作『Oppenheimer』が、『オッペンハイマー』の邦題で2024年に日本公開されることが決定した。国内配給はビターズ・エンドが担当する。

 ノーラン監督が新作で描くのは、“原爆の父”と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマー。ピュリッツァー賞を受賞した伝記「オッペンハイマー 『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を基に、世界の運命を握り、同時に世界を破滅する危機に直面した男の知られざる人生を、IMAX(R)カメラで撮影された没入感ある映像で描き出す。

 主人公のオッペンハイマーを演じるのは、『バットマン ビギンズ』『ダンケルク』などでノーラン監督とタッグを組んだキリアン・マーフィ。そのほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーとハリウッドの錚々たる俳優陣が共演に名を連ねる。

 アメリカでは、本作と同日に公開された『バービー』を掛け合わせたインターネット・ミーム「バーベンハイマー」が誕生するなど社会現象に発展。日本公開は長らく未定だったが、配給会社が議論と検討を重ねた結果、映画の題材は「日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つ」と判断し、劇場公開が決定した。

 ビターズ・エンドのコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

ビターズ・エンド(配給会社)コメント

 弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。作品を観た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による、伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです。