ファン・ヒチャン(右)が獲得したPKをソン・フンミン(左)が決めて、韓国が先制点を挙げた。(C)REUTERS/AFLO

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 11月21日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第2戦で、中国代表は韓国代表とホームで対戦。0−3と完敗を喫した。

 内容面でも終始押されたこの一戦で、中国サイドが憤慨しているのが、8分にゴール前の混戦からジュ・チェンジエがファン・ヒチャンへのファウルで献上したPKの判定だ。これを相手エースのソン・フンミンに決められ、11分に先制を許した。

 中国のポータルサイト『捜狐』は、「アジア予選にはVARがないため、主審は判定を変更することができなかった。このPKに関して、多くの国内メディアが主審の判定に疑問を抱き、『審判界の恥だ!』と激しく非難した」と報じた。
【動画】中国メディアが激怒したPK献上シーン
 また、別の記事では、有名な馬徳興記者の発言を引用して紹介。やはり、レフェリーを批判している。

「韓国を警戒するには、カタールのジャシム主審を警戒しなければならないようだ!韓国サッカー協会の役員か!そんなはずはないが、カタールサッカー協会と韓国サッカー協会は親密すぎる。ピッチに誰もいないなら、いじめに耐えなければならないだけだ!」

 中国サイドの怒りは収まらないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部