10月30日に「美脚大賞」で持ち前のスタイルを披露した今田美桜

 10月30日、都内で「第19回クラリーノ美脚大賞2023」の授賞式がおこなわれ、20代部門では、女優の今田美桜が受賞した。

 黒のミニスカワンピースで式に登場した今田は、受賞に恥じぬ脚線美を惜しげもなく披露。

「このような賞をいただけるとは、夢にも思ってなかった」と、喜びの胸の内を語っていた。

「16歳のときに、地元・福岡でスカウトされて芸能活動をスタートした今田さんは、2016年ごろまで、ご当地アイドルの『SAGEMON GIRLS』として活動していました。

 その後、上京するとモデル、女優としてすぐに開花。2022年度の『ザテレビジョンドラマアカデミー賞』では、『悪女 〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(日本テレビ系)の演技が評価されて、主演女優賞にも輝きました。

 現在も、7月放送クールの『トリリオンゲーム』(TBS系)に出演したのに続いて、10月放送クールの『いちばんすきな花』(フジテレビ系)にも“連続登板”しているんです」(芸能記者)

 10月12日からスタートした『いちばんすきな花』は、今田のほかに、多部未華子、松下洸平、神尾楓珠(ふうじゅ)の4人による“クワトロ主演”のストーリーと、2022年に大ヒットした『silent』(フジテレビ系)の制作チームで、放送開始前から話題になっていた。

 4人の主人公は、それぞれ人間関係でのトラウマを抱えており、今田が演じる「深雪夜々(みゆき・よよ)」は“1対1で人と向き合うのが怖い”という役柄だ。

「美容師として働く、夜々は同僚の男性と仕事後に一度、食事に行っただけで“恋愛対象”と勘違いされて、言い寄られてしまうんです。

 夜々が、神尾さん演じる『佐藤紅葉』を彼氏と偽って、言い寄る男性を遠ざけようとすると、それに対して、男性が『この人、顔だけだよ』と言い放つシーンがありました。

 ほかにも、女性の友達には『夜々がご飯に誘ったら、どんな男でも釣れる』と言われるなど、同性の友達からは、美貌を羨ましがられるだけ。

 夜々自身も『“顔だけがいい人”と言われるんです』と、ほかの主人公の前で悩みを打ち明けるシーンがありました」(前出・芸能記者)

 インターネット上では、この今田が演じる「顔だけがいい人」という設定に、さまざまな意見があがっている。

今田美桜の役、普通に嫌味に感じるけどな。『顔だけいいって言われてます』とかあんまり知らない人に言わないよね》

《「可愛い」「顔が良い」ことで受ける生きづらさを描いたドラマってそんなに見たこと無かったような気がするから新鮮だった 今田美桜ちゃんの説得力よ》

《顔整ってて愛想も良くて人生勝ち組みたいな今田美桜と神尾楓珠が、そこは残したままあの闇深そうで触れちゃいけない話題ありそうな役やってんのがいいんだよ》

今田美桜の役の「顔だけがいい人って言われる」ってセリフ
まじで言ってみたいし、この子顔がいいだけですよって言われてるのも羨ましすぎる 顔がいいだけの女って言われてぇよまじで》

 第3話が終了した時点で『いちばんすきな花』の視聴率は4.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)に留まっているが、3話連続でX(旧Twitter)の世界トレンド1位を獲得。

 賛否ありながらも、人々の感情を揺さぶることには成功しているようだ。