レザー好きなら「穴」の価値が分かる! みなみかわさんのこだわり鞄づくり
お笑い芸人のみなみかわさんが、10月8日に自身のYouTubeチャンネル「みなみかわ」を更新。今回の動画では、革職人いちおしの皮で作成したレザーバッグがついに完成しました。いったいどのような仕上がりになったのでしょうか。
●こだわりの金具はファーストサンプルだった
注目を集めたのは「【ついに完成!!】レザー大好き芸人みなみかわ。La crieさんに無理言ってレザーバッグを作る。後編」と題された動画。待ちに待ったレザーバッグが出来上がったため、みなみかわさんは「ラクリエ東京シークレットサロン」へと向かいました。
ラクリエは、製品が壊れる要素をできるだけ減らした「世界一不親切だが、シンプルで丈夫なレザーアイテム」を提供するレザーショップ。東京シークレットサロンは公式サイトにも営業日の掲示がなく、来店する際に連絡を入れる必要がある店舗です。
職人の宮本さんに依頼していたのが、PostmanというバッグのLサイズ。完成品を見た瞬間にみなみかわさんは「うぉ〜! かっこいい」「僕の思った以上の出来栄え」と興奮が隠せません。注目したのが、バッグのフタを止める金具・ひねり錠です。なんとこのひねり錠、すでに廃盤になっていて在庫もなかった商品。別の会社に同じものの作成を依頼し、ファーストサンプルとしてもらった2個のうちの1つを使用しています。
ひねり錠自体は世の中にたくさんあるものの、納得のいかない他のひねり錠を使うくらいなら「このバッグを廃盤にしようと思っていた」「この金具ありきでこのバッグを作ったみたいな所がある」と語る宮本さん。錠の開閉音も重厚で、みなみかわさんも感心しきりでした。
続いて紹介してくれたのが、バッグ正面の皮に空いている穴です。新品なのに穴が空いてしまっていますが、みなみかわさんは「この穴があるからこそ、この皮にしたという所でもあります」と嬉しそう。この穴は皮を干して乾かす時に空いた穴で、革を加工する上では必要な穴。クリップで挟んで吊るすなどやり方は色々ありますが、みなみかわさんにとっては穴があることが重要で「好きな人にしか分からない」と楽しそうにコメントしていました。
レザーの魅力について語るみなみかわさんの姿に、ネット上では「みなみかわさんのレザー愛が最高」「Postmanのバッグめっちゃかっこいい! やっぱ革製品は一生モノですね」といった反響が寄せられていました。他にも裏地のこだわりや雨で濡れてしまった時の対策も紹介しているので、ぜひ動画をチェックしてみてください。