公式戦5連勝中の日本。17日には、韓国が4−0で下したチュニジアと対戦する。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 韓国メディア『スポータルコリア』は10月15日、「日本、アジアカップ最有力優勝候補。絶賛の理由は当然!“最近5試合5勝22ゴール5失点”」と見出しを打ち、森保ジャパンを取り上げた。

 同メディアによれば、サッカーコンテンツ制作所「フットボールアリーナ」は14日、日本の最近の動向を取り上げて、「アジアカップの最も有力な優勝候補だ」と言及したという。

「日本は、森保一監督体制で、非常に魅力的で支配的なサッカーを展開している。久保建英、三笘薫、遠藤航、冨安健洋、守田英正、南野拓実など多くの選手たちで構成された非常に興味深い世代だ」

 アジアカップは来年1〜2月にカタールで開催される。日本はグループDでインドネシア、イラク、ベトナムと同組となった。

 記事では、「日本の優勝は決して夢ではない。最近ものすごい勢いを見せているからだ」とし、「日本はここ5試合で5勝を挙げている。内容も良い。22ゴールを奪い、失点はわずか5」と、その戦績に触れる。
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 今年3月に発足した第二次森保ジャパンは、同月のウルグアイ戦は1−1、コロンビア戦は1−2とスタートダッシュに失敗も、その後は目を見張る戦いぶりを続けている。エルサルバドルに6−0、ペルーに4−1、ドイツに4−1、トルコに4−2。そして直近のカナダ戦も4−1と、圧倒的な攻撃力で白星を重ねている。

 一方の韓国も、昨冬のカタール・ワールドカップ後にユルゲン・クリンスマン監督を迎えて新体制がスタート。直近5試合は2勝2分1敗だが、ここ2試合は連勝を飾るなど、調子は上向いているようだ。

 ドイツ人指揮官は、ほとんどの時間を家族がいるアメリカで過ごし、「“韓国に常駐する”という約束が守られていない」との指摘もある。アジアカップの成果は1つの判断基準になりそうだが、もちろん狙うのは日本と同じく優勝だ。

 絶対的エースのソン・フンミンを始め、キム・ミンジェやホン・ヒョンソク、イ・ガンインなど欧州クラブで活躍するタレントが揃う韓国は、日本にとっても手強い相手になるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部