バレーボール男子日本代表の高橋藍【写真:Getty Images】

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バレーボールW杯で見られた仰天プレー

 バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で日本代表は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。第2戦のエジプト戦で敗れながら、3戦目から4試合連続ストレート勝ちで自力出場を確定。熱戦の中で高橋藍が世界を驚かせた仰天プレーが話題となったが、海外メディアは大会終了後も脚光を浴びせている。海外ファンからも「まさにマジック」といった声が寄せられており、波紋は広がっている。

 世界に与えた衝撃はとどまるところを知らない。9月30日の初戦フィンランド戦の第2セット。展開されたラリーで高橋は左サイドでトスを受けた。スパイクを打つと見せかけてジャンプしたが、ブロック2枚を見てから空中で90度回転。ネットに背を向けるような体勢から右手を後ろに振り抜いた。ブロックの左を抜けたボールは、サイドライン際に落ちてポイント奪取。カバーに来たフィンランド選手の裏をかくプレーだった。

 スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」公式インスタグラムは、高橋のプレーに再び脚光を浴びせ、「ジャパン 2024年パリ五輪予選での日本代表のプレーを見て、楽しんでください」とつづって動画を公開。「ラン!」「金メダル目指して!」「今年のチームジャパンの最高の功績のひとつは、その進化。これまでとは違う。これぞジャパン!GANBARE!」「まさにマジック!ラン・タカハシ」「間違いなくオリンピックの表彰台に上がると思うわ」「このチームは言葉で表せないくらいアメージング!」といったコメントが寄せられている。

 フィンランド戦からはすでに10日が経過。それでも高橋のスーパープレーの記憶は色あせていないようだ。

(THE ANSWER編集部)