森保監督がいま日本代表に呼ぶべきJリーグの5名

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日本代表は4日に最新のメンバーを発表する。

先月ドイツ代表、トルコ代表に大勝して波に乗るが、今回は国内での開催となるためJリーグからの招集が注目されるところだろう。

ここでは、今こそ日本代表に呼ぶべきJリーグで活躍する5名を紹介しよう。

佐野海舟(鹿島アントラーズ)

年齢:22歳
今季公式戦:29試合1ゴール

佐野海舟は、鹿島の岩政大樹監督が「日本代表に呼ぶべき選手」として繰り返し名前を挙げる逸材だ。

J2・町田ゼルビアから今季加入して1年目ながら、優れた予測からの高いボール奪取能力が開幕から大きな話題となった。

途中左ひざ内側側副じん帯損傷途中で離脱し、その間チームが連勝したことで復帰後は控えにも甘んじたが、再びポジションを取り返しチームの上位に貢献している。

U-20日本代表である弟・航大もこの夏からオランダのNECでプレーしており、将来的には兄弟での代表入りが期待される。

井手口陽介(アビスパ福岡)

年齢:27歳
今季公式戦:19試合0ゴール

今年2月、セルティックからの期限付きで福岡へ加入した井手口陽介。

2度目の海外移籍となったセルティックでは全く出番を与えられず状態が心配されたが、小学生まで過ごした福岡ではチームの心臓として獅子奮迅の活躍をしている。

日本代表から遠ざかって久しい。ただ昨年のカタールW杯をみて奮い立ったそうで、今の目標は代表復帰と次のW杯出場だという。

彼ほど浮き沈みの激しいサッカー人生もなかなか珍しいが、そんな彼が再びスポットライトを浴びれば多くの人の励みとなるはずだ。

満田誠(サンフレッチェ広島)

年齢:24歳
今季公式戦:22試合5ゴール

ルーキーイヤーだった昨シーズンいきなりE-1選手権の日本代表に招集された満田誠。

クラブのレジェンド・佐藤寿人の「11番」を背負った2年目の今季は大きな期待を受けたが、右膝前十字靭帯部分損傷でシーズン途中に長期離脱する憂き目にあった。

チームもその間勝利から見放された。だが彼が復帰して以降はV字回復しており、満田の存在がいかにチームにとって重要であったかを印象づけている。

持ち味は2列目からの飛び出しと両足から繰り出される強烈なシュート。ただ復帰後はボランチでも起用されており、攻守にわたってエネルギッシュなプレーを見せている。

彼のプレーエリアの広さを考えると案外このポジションが合っているのかもしれない。

初瀬亮(ヴィッセル神戸)

年齢:26歳
今季公式戦:31試合1ゴール

初瀬亮は、日本代表の積年の課題を解決してくれる存在になるかもしれない。

首位をひた走る神戸の左サイドバックとしてDFとしては最多となる7アシストを記録。サイドでの起点作りと正確なクロスが神戸の生命線となっている。

また左足からのプレースキックは国内屈指。もともと右利きだったが、幼少期に憧れだった中村俊輔のキックを真似て何度も練習し、両利きとなった。

左右のサイドバックとセットプレーにはまだ改善の余地がある日本代表。彼がポジション争いに名乗りをあげれば面白くなるだろう。

渡辺皓太(横浜F・マリノス)

年齢:24歳
今季公式戦:34試合2ゴール

J1連覇を目指しヴィッセル神戸と熾烈な首位争いを演じる横浜F・マリノス。その“心臓”と言えるのがボランチの渡辺皓太だ。

東京ヴェルディのアカデミーで育ち、2019年8月に横浜FMへ移籍。165cmと小柄ながらボールを前へ進める術に長け、アタッキングフットボールを掲げるチームで次第に重要な役割を担うようになっていった。

主力になった昨季は3年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。シーズン開幕前の2022年1月には国内組のみで行われた日本代表の合宿にも参加している。

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それ以降A代表とは縁がないが、今年に入りプレーの安定感がより一層向上。年齢的にもまだ24歳であり、国内連戦となるこのタイミングでの代表復帰は十分ありえる。