クロフネ(16年2月、ユーザー提供:tacomarcoさん)

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 1日、中山競馬場で行われたスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)を川田将雅騎手騎乗の3番人気ママコチャ(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)が勝利。クロフネ産駒は19年連続のJRA重賞制覇となり、歴代1位のパーソロンと肩を並べた。

 クロフネは父フレンチデピュティ、母ブルーアヴェニュー、母の父Classic Go Goという血統。01年のNHKマイルC、ジャパンカップダートを勝利して、JRAの芝・ダート両GI制覇の偉業を達成した。

 種牡馬としても素晴らしい成果をあげており、ソダシやアップトゥデイト、テイエムジンソクなどを輩出。産駒は距離や馬場、平地や障害も問わず、さまざまなステージで活躍している。

 21年1月に23歳で死亡しており、ママコチャなどの現4歳世代がラストクロップ。来年、パーソロンの記録を抜く20年連続重賞制覇となるか引き続き注目したい。