iOS 17やiPadOS 17、watchOS 10などの正式版が日本時間9月19日にいよいよリリース!

Appleは11日(現地時間)、オンラインにて発表会「Apple Event - Wonderlust.」を開催し、合わせて今年6月に発表した次期プラットフォーム「iOS 17」および「iPadOS 17」、「watchOS 10」の正式版を現地時間の2023年9月18日(月)に提供開始すると案内しています。日本時間(JST)では9月19日(火)未明からとなる見込み。

iOS 17はiPhone XSシリーズやiPhone XR以降やiPhone SE(第2世代)以降の21機種、iPadOS 17はiPad(第6世代以降)およびiPad mini(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、12.9インチiPad Pro(第2世代以降)、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro(第1世代以降)の20機種、watchOS 10はwatchOS 9と同様にApple Watch Series 4以降およびApple Watch SEの7機種が対象となります。

アップデートの対象機種では無料でOSバージョンアップが行えます。一方、iOS 17ではiOS 16とは異なってiPhone 8やiPhone 8 Plus、iPhone Xは対象外となり、iPadOS 17ではiPadOS 16とは異なってiPad(第5世代)と12.9インチiPad Pro(第1世代)や9.7インチiPad Proは対象外となり、これらの機種ではそれぞれiOS 17やiPadOS 17にはアップデートできないのでご注意ください。

また新たに発表された「iPhone 15」および「iPhone 15 Max」、「iPhone 15 Pro」、「iPhone 15 Pro Max」はiOS 17をプリインストールしているのでiOS 17対応製品は全25機種、同様に「Apple Watch Series 9」および「Apple Watch Ultra 2」はwatchOS 10をプリインストールしているのでwatchOS 10対応製品は全9機種となっています。


iOS 17は「iPhone」シリーズ向けのプラットフォーム「iOS」、iPadOS 16は「iPad」シリーズ向けのプラットフォーム「iPadOS」、tvOS 16は「Apple TV」シリーズ向けのプラットフォーム「tvOS」、watchOS 10はスマートウォッチ「Apple Watch」シリーズ向けのプラットフォームのそれぞれ新バージョンとなります。

iOS 17はまったくスマートディスプレイとしても使える新しいスタンバイ機能や「メッセージ」アプリで安否確認ができる機能、ファイル共有機能「AirDrop」で近くにいる人とより簡単にファイルが送受信できるName Drop機能、自動入力が強化された標準キーボード、新しい日記アプリ「ジャーナル」などの機能拡張がされるということです。

中でもスタンバイはライブアクティビティーやSiri、着信、より大きくなった通知に対応するため、遠くから見てもiPhoneがこれまで以上に役立つほか、MagSafeでの充電時にはスタンバイはユーザーの好みの表示を記憶し、スタンバイ状態のときに画面をタップするだけでいつでも簡単に表示でき、常時表示ディスプレイを備えた機種では常に利用できます。

また音声サポート機能「Siri」が新たにこれまでの「Hey, Siri(ヘイ、シリ)」という起動コマンドが「Siri(シリ)」と言うだけで起動するようになります。起動後は再び起動しなくても複数のコマンドを連続して伝えることができるようになります。その他の詳細は『Apple、スマホ向け次期プラットフォーム「iOS 17」を発表!iPhone XS以降が対象で正式版が今秋登場。iPhone 8・8 Plus・Xは対象外に - S-MAX』をご覧ください。また新機能は公式Webページ( https://www.apple.com/jp/ios/ios-17/ )にて確認できます。

<iOS 17対応製品>
・iPhone 15
・iPhone 15 Max
・iPhone 15 Pro
・iPhone 15 Pro Max
・iPhone 14
・iPhone 14 Max
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 13
・iPhone 13 mini
・iPhone 13 Pro
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone SE(第3世代)



iPadOS 17はウィジェットがリマインダーを完了させるなどのより直感的なインタラクションに対応するほか、ロック画面のカスタマイズが可能になり、アクティビティーや服薬情報を大きな画面で見やすく表示できる「ヘルスケア」アプリやPDFを編集できる「PDF」アプリが追加され、さらに「メモ」アプリもPDFに対応するなどの機能拡張が行われるということです。

またメッセージの新機能として1回タップするだけで表示できる展開可能なメニューがあり、ここから最も頻繁に使用するiMessageアプリに簡単にアクセスでき、人やキーワード、コンテンツタイプなどのフィルターによって検索体験が向上して探しているまさにそのものをより絞り込んで検索可能です。その他の詳細は『Apple、タブレット向け次期プラットフォーム「iPadOS 17」を発表!iPad(第5世代)やiPad Proの初代12.9インチと9.7インチは対象外に - S-MAX』をご覧ください。また新機能は公式Webページ( https://www.apple.com/jp/ipados/ipados-17/ )にて確認できます。

<iPadOS 17対応製品>
・iPad(第6世代)
・iPad(第7世代)
・iPad(第8世代)
・iPad(第9世代)
・iPad(第10世代)
・iPad mini(第5世代)
・iPad mini(第6世代)
・iPad Air(第3世代)
・iPad Air(第4世代)
・iPad Air(第5世代)
・12.9インチiPad Pro(第2世代)
・12.9インチiPad Pro(第3世代)
・12.9インチiPad Pro(第4世代)
・12.9インチiPad Pro(第5世代)
・12.9インチiPad Pro(第6世代)
・10.5インチiPad Pro
・11インチiPad Pro(第1世代)
・11インチiPad Pro(第2世代)
・11インチiPad Pro(第3世代)
・11インチiPad Pro(第4世代)



watchOS 10は新鮮なアプローチで素早く情報を表示する再設計されたアプリや必要な時に関連するウィジェットを表示する新しいスマートスタック、楽しく新しい文字盤が提供されるほか、新指標やワークアウト表示に加えてパワーメーター、スピードセンサー、ケイデンスセンサーを接続するためのBluetoothがサイクリスト向けに登場し、新しいコンパスウェイポイントやマップの機能はハイカーにとってさらに役立ち、マインドフルネスアプリには心の健康をサポートするツールが追加されます。

中でも新しいスマートスタックには使っている人の状況に応じてタイムリーな情報を表示してあらゆる文字盤でDigital Crownを回すだけで表示できるウィジェットが含まれ、例えば、1日の始まりには天気アプリが天気予報を表示し、旅行中にはスマートスタックでウォレットから搭乗券を表示してくれるようになります。

またスマートスタックは「ポートレート」などの美しい文字盤を楽しみながら知りたい情報に素早うアクセスすることができるようになります。その他の詳細は『Apple、スマートウォッチ向け次期プラットフォーム「watch 10」を発表!Apple Watch Series 4以降で無料アップデート可能。正式版は今秋に - S-MAX』をご覧ください。また新機能は公式Webページ( https://www.apple.com/jp/watchos/watchos-10/ )にて確認できます。

<watchOS 10対応製品>
・Apple Watch Series 4
・Apple Watch Series 5
・Apple Watch SE
・Apple Watch Series 6
・Apple Watch Series 7
・Apple Watch Series 8
・Apple Watch Ultra
・Apple Watch Series 9


https://youtu.be/ZiP1l7jlIIA


記事執筆:memn0ck


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