Appleは2023年9月7日(米国時間)、iPhone、iPad、Mac、Apple Watchなど複数の製品に複数の脆弱性が存在するとし、アップデートの配信を開始した。修正対象となっている脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

About the security content of iOS 16.6.1 and iPadOS 16.6.1 - Apple Support

About the security content of macOS Ventura 13.5.2 - Apple Support

About the security content of watchOS 9.6.2 - Apple Support

About the security content of iOS 16.6.1 and iPadOS 16.6.1 - Apple Support

セキュリティアップデートの対象となっている製品は次のとおり。

iPhone 8およびこれ以降のモデル

iPad Pro (すべてのモデル)

iPad Air 3rd generationおよびこれ以降のモデル

iPad 5th generationおよびこれ以降のモデル

iPad mini 5th generationおよびこれ以降のモデル

macOS Ventura

Apple Watch Series 4およびこれ以降のモデル

セキュリティアップデート適用後のオペレーティングシステムおよびバージョンは次のとおり。

iOS 16.6.1

iPadOS 16.6.1

macOS Ventura 13.5.2

watchOS 9.6.2

今回のセキュリティアップデートでは報告されているすべての脆弱性がすでにサイバー攻撃に悪用されている可能性があり注意が必要。特に、日本はiPhoneを含むAppleプロダクトのシェアが多く、多くのユーザーが影響を受ける可能性がある。該当する製品を使用している場合は、可能な限り迅速にアップデートを適用することが望まれる。