地元の人間からすれば何の変哲もないものや場所が、他所から来た人に衝撃をもたらす、というのはよくある話だ。

エジプト在住のオカリナ講師・ジャスティン(@Justin_ocarina)さんが2023年8月13日、X(ツイッター)上に投稿したのは、外国人の友達を日本に連れてきた時に体験した、そんなエピソードである。

ベルギー人の友人を日本に連れてきたジャスティンさん。1日目に、回転ずしチェーン「スシロー」を訪れたという。

寿司の本場・日本。次々と流れてくる様々なお寿司の数々。そして、お寿司以外のメニュー。

行き慣れた日本人でも楽しい場所だが、ジャスティンさんの友人は随分この場所を気に入ったらしい。

翌日、ジャスティンさんが「今日はどこ行きたい?」と尋ねてみると......。

「何度行っても試してみたいものがある」

初日に続いて2日目も、友人はスシローをリクエスト。さらに3日目も、友人はスシローに行きたいと言うのだ。これにはジャスティンさんも思わず冷や汗。しかし4日目になるともう受け入れ態勢に。

「今日も?」
スシロー

というスシローのキャッチコピーになれそうな掛け合いののち、4度目のスシローへ。そして、5日目......。

すっかり慣れてしまったのか、もはやジャスティンさんは「どこに行きたい?」と質問などしない。したのは「スシローでしょ?」という"確認"だ。当然、友人の答えは「うん」。結局、2人は一週間で5回もスシローに行ったそうだ。

Jタウンネット記者が15日、ジャスティンさんに当時の話を聞いてみたところ、ベルギーの友人はスシローについて

「There is always something to discover (何度行っても、いつも試してみたい新しいものがある)」

と語っていたという。スシローの新しいキャッチコピーにできそうだ。

ジャスティンさんの体験談には、ユーザーからこんな声が寄せられている。

「日本を楽しんでもらえて何より」
「確かにスシローは魚介以外にも色々あるし......美味しくてお安いですしね」
「密かに全メニュー制覇しようとしてそうw」