2本の足ですっくと立つマレーグマの動画がネット上で臆測を呼んだことを受け、着ぐるみを着た人間ではないかという説を杭州動物園が否定しました。

Chinese zoo denies its sun bears are humans dressed in costumes | China | The Guardian

https://www.theguardian.com/world/2023/jul/31/chinese-zoo-denies-sun-bears-humans-costumes



中国の浙江省杭州にある杭州動物園にて、後ろ足だけで直立し、時折片腕を振るマレーグマの様子が撮影されました。この動画は瞬く間に拡散され、「中に人が入っているのか?」という根も葉もない臆測が飛び交う事態となっています。





こうした疑惑を受け、杭州動物園の広報担当者は「本物の動物だ」との声明を出しました。双担当者は「この動物は本物であり、国営の施設ではこのようなごまかしは起きない。また、40℃の夏の気温では、毛皮のクマのスーツを着た人間は数分で倒れてしまうだろう」とも説明しています。



動物園によれば、マレーグマは大型犬ほどの大きさで、最大2.8メートルにもなるハイイログマ(グリズリー)などの種に比べて体は小さく、直立した状態でせいぜい1.3メートルほどにしかならないといいます。



by ucumari photography

杭州動物園の職員によると、近いうちに記者を招く準備をしているとのことです