メッシ加入でインテル・マイアミを退団、逆に欧州に渡るメキシコ代表MFピサーロ

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ここ数週間にわたり、米国サッカー界の話題はとりわけ、インテル・マイアミに加入するリオネル・メッシのことでもちきりだ。ただいわゆる「特別指定選手」の空きを作るため、同クラブでは別の選手が移籍する必要があり、そこで退団することになるのがロドルフォ・ピサーロである。
これまで3度のメキシコリーグ優勝、デポルティーボ・グアダラハラとCFモンテレイでのCONCACAFチャンピオンズリーグ優勝、メキシコでのゴールドカップ優勝などの実績を背景に、2020年はじめMLS史上最高額で、新設されたインテル・マイアミに加入した。当然ながら前述の「特別指定選手」、つまりサラリーキャップの枠外扱いとなる選手の1人として、そのピサーロが選択されたことに何ら疑問も抱く必要はないだろう。
ただ問題はこれまで、その期待値に29歳のミッドフィルダーはその高い期待値に応えることができておらず、そのためリオネル・メッシの契約によって、その居場所の確保のためピサーロは、2025年までの契約を解消してクラブを後にしなくてはならなかったのである。そんな時、1本の電話がピサーロのもとに届いた。デポルティーボ・グアダラハラ時代に指導を受けた、マティアス・アルメイダ監督からの欧州への誘いだった。かつて共にCONCACAFチャンピオンズリーグ優勝を果たした指揮官は、AEKアテネで45年ぶりとなる国内二冠を達成、5年ぶりにCLに復帰に導いている。王種初挑戦のピサーロにとってこの上ない環境だ。
また来週月曜日にゴールドカップでパナマ代表と対戦するメキシコ代表の同僚、オルベリン・ピネダも昨年にセルタ・デ・ビーゴからレンタルで加入しており、10得点6アシストをマークする活躍を披露。クラブの成功に大きく貢献し、ギリシャ・スーパーリーグのMVPにも選ばれた。日曜日にピサーロがアテネに到着し、そして無事にメディカルチェックをクリアした暁には、ギリシャのメディアによって大々的に入団が発表されることだろう。だがそのとき、世界中の目はむしろ自身の後継者に、逆に欧州から米国に渡ったリオネル・メッシに加入する、インテル・マイアミに向けられることになるが。
