2023年第1四半期におけるハイエンドスマートフォン市場での出荷台数は、アップルのiPhoneがトップ4を独占する一方、Androidデバイスの中ではサムスンのGalaxy S23 Ultraが最も人気があることが最新の調査で判明しました。

↑ハイエンドスマホはまだまだ需要あり

 

市場調査会社・Canalysのレポートによると、全世界における同期間のハイエンド機(500ドル以上の物)の出荷台数は、前年同期比で4.7%増えたとのこと。スマホ市場の全体が13%強縮小したなかでは、目覚ましい結果といえます。

 

ハイエンド機の出荷台数ランキングではトップにiPhone 14 Pro Maxが来て、その後にiPhone 14 Pro、iPhone 14、iPhone 13が続きます。そして、ようやく5位にGalaxy S23 Ultraが登場。

 

サムスンの最上位機・Galaxy S23 Ultraは高価ですが、処理速度もバッテリーの持続性も優秀で、高い評価を勝ちえています。やはりフラッグシップのiPhone 14 ProおよびPro Maxもバッテリー持ちの良さをアピールしているだけに、手強いライバルとなっているようです。

 

一方、Androidの人気モデルとしてはGalaxy S23、S23+のほか、Galaxy S22、Galaxy S21 FEやXiaomi 13、Huawei Mate 50の名前が挙がっています。

 

ここで興味深いのは、折りたたみスマホのGalaxy Z Flip 4が全世界スマホ出荷台数のトップ10に食い込んでいること。これまで折りたたみ機は高価でかさばりやすい印象もありましたが、Galaxy Z Flip4はコンパクトかつお手ごろ価格でもあり、噂の後継モデル「Galaxy Z Flip5」も人気機種となりそうです。

 

Source:Canalys(Twitter)

via:9to5Google