ゲームキャラがAIで喋り出す時代、もう実現していた
NVIDIAはジェネレーティブAIを利用し、ゲームプレイヤーと会話できるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)の技術「Avatar Cloud Engine(ACE)」を発表しました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/2/72b97_1587_52d5d606f4b658884514f204ba9a83d5.jpg)
ジェネレーティブAIとは、画像や音声、テキストなどを生成できるAI(人工知能)の一種です。今回公開された動画では、プレイヤーとNPCがサイバーパンク風のラーメン屋にて、音声で自然な会話をする様子が確認できます。
今回のデモは、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」にて構築されたものです。。NVIDIAによれば、ACEはクラウドとローカルのPCの両方で利用可能。開発者はゲームやキャラクターのバックグラウンドやストーリをカスタマイズすることができ、会話にあわせてゲームキャラクターの表情アニメーションを作成する「Omniverse Audio2Face」も導入されています。
このようにゲームのNPCにAIを導入することで、ゲームの開発コストをおさえたり、あるいはより複雑な会話を盛り込むことが可能かもしれません。チャットボット「ChatGPT」などで話題のAI技術ですが、ゲームもAIによって今後さらに進化しそうです。
Source: NVIDIA GeForce / YouTube