前走のマイラーズCで1年半ぶりの勝利を手にしたシュネルマイスター(ユーザー提供:明太子パスタさん)

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 ルメール騎手がシュネルマイスター(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)で安田記念(3歳上・GI・芝1600m)の5年ぶり2勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまで安田記念に7回騎乗。3回目の参戦となった18年にモズアスコットで初制覇を果たしている。しかし、その後は19年アーモンドアイ(1番人気)が3着、20年アーモンドアイ(1番人気)が2着、21年グランアレグリア(1番人気)が2着、22年シュネルマイスター(2番人気)が2着と、4年連続で惜敗が続いている。

 今年のパートナーは昨年に続いてシュネルマイスターだ。昨秋以降は9着、5着、9着、4着。自慢の末脚が鳴りを潜めていたが、前走のマイラーズCでルメール騎手と2戦ぶりにコンビを組むと、鮮やかな差し切りで待望の重賞3勝目を挙げた。この勢いで、今度は一昨年のNHKマイルC以来となる2つ目のGIタイトルを手にしたい。