50代の「メイクがしっくりこない」問題を解決。660円のハイライトでツヤ感を
50代になるとフォルム全体が崩れてきてしまい「メイクがしっくりこない」なんて悩みも多くなる世代。同じく50代で人気のメイクアップアーティストの山本浩未さんに、50代のメイクの正解を教えてもらいました。
50代の大人メイクはつや感プラスとパーツごとのかたちを意識
顔のフォルムが“形崩れ”してくる50代。「白・黒・赤」の色を取り入れつつ、光や影を駆使してツヤ感をたしながら、ラインでパーツのフォルムを補整するひと工夫を。
●白/ハイライトで肌にツヤ感を
くすみが気になってきたらプラスしたいのが、さりげない光をたしてくれるハイライト。
肌を明るく見せるだけでなく、顔全体に自然なハリ感がでます。
ハイライトはメリハリをつけるのがコツ。鼻の根元は山形に、目の下〜目尻のラインは斜めに引き上げるように入れて。鼻の頭、唇の上、あご先は高さを強調!
自然な立体感を演出してくれる、肌なじみのいいベージュ系のハイライト。
・キャンメイク クリームハイライター 01 \660(井田ラボラトリーズ)
●黒/下まつげがはっきりすると頬が短く!
加齢とともに重力に引っぱられ、顔が縦に間延びしがちというお悩みも。
マスカラを使って下まつげに長さを出すと、下に広がった頬の面積が短く見え、顔が締まった印象に。
<下まつげが少ない人は>
下まぶたのキワにアイカラーで影をつくって。細めのチップでブラウン系のカラーを目尻側に仕込むと、瞳が大きく見えて、間延び感を解消できます。
下まつげのような短い毛もキャッチしやすい、小回りが利くマイクロマスカラ。
・ウズ モテマスカラ マイクロ \1980(ウズバイ フローフシ)
●赤/チークは塗り方で立体感が変わる
チークは骨格を意識して入れるのがコツ。まずは放射状にチークをぼかし、ブラシに残ったチークでこめかみからあごに向かってハートのようなカーブを描きます。
にっこり笑って、頬の少し上の位置から、チークをくるくる広げて。頬が上がったような立体感が生まれ、フェイスラインのゆるみやへこみが目立たなくなります。
大人のくすみ肌をパッと華やかにしてくれるピンク系チーク。
・インテグレート フォルミングチークス K210 \1650〈価格は編集調べ〉(資生堂)
●ヘアは清潔感を第一に!
うねりやクセでヘアが崩れやすい50代。「抜け感」を目指して中途半端なニュアンスやおくれ毛をつくると、疲れた印象になる危険性大。
髪型はスッキリさせて清潔感を重視。