ACLを制覇した浦和レッズ【写真:徳原隆元】

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アル・ヒラルとのACL決勝第2戦で1-0勝利、2戦合計で上回りアジア制覇

 浦和レッズは5月6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦でアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦し、後半にセットプレーから決勝ゴール。

 1-0で勝利し、2戦合計で上回り3回目のACL優勝を達成した。この試合で浦和は枠内シュートなしで白星を奪う珍しい記録をマークした。

 アウェーでの決勝第1戦を1-1ドローで終えた浦和は、本拠地・埼玉スタジアムでの第2戦で勝利もしくは0-0の引き分けで3回目のアジア制覇が決まる状況に。そんななか序盤からアル・ヒラルの攻勢を受けたものの、GK西川周作の好守もありピンチを凌ぐと後半4分、セットプレーからオウンゴールで先制点を奪った。

 その後、アル・ヒラルの反撃を無失点に抑えた浦和は、1-0で勝利。2戦合計を2-1で制し、2007年、17年に続く3回目のACL優勝を成し遂げた。データ会社「OPTA」によると、この試合の浦和は枠内シュートなしで勝利(総シュート:6本)。2013年以降の同大会で、枠内シュート0本で白星を挙げた初のクラブになったという。

 苦しい試合展開だったものの、2019年の決勝で敗れたアル・ヒラルへのリベンジに成功した浦和。5万3374人が駆け付けた埼玉スタジアムの大半を埋めたファン・サポーターの後押しもあり、歓喜の瞬間を迎えた。(FOOTBALL ZONE編集部)