【冬季休業OPEN】「白山温泉 永井旅館」は、石川県白山にある登山愛好家を支える温泉旅館だ。白山は固有の高山植物も多い秘境の山で、古くから富士・立山と共に日本三名山とあがめられた信仰の山である。

一般の登山者たちは「永井旅館」を基点にして、頂上を目指す。約6ヶ月しか営業していないが、2023年の営業期間は4月29日から10月14日までの予定だ。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、神経痛や冷え性、疲労回復に効果が期待できる。登山で疲れた心身を癒すのに最適な柔らかい泉質。

写真:「白山温泉 永井旅館」外観

昔ながらの木の湯を堪能

源泉温度は約49度、500メートル山手から引き湯をしており外気温に影響を受ける。そのため、2つの浴槽は循環加温式と源泉かけ流しがあり、交互に入ることで温度差が楽しめるようになっている。

露天風呂はないが、昔ながらの木の湯を堪能できるのも特徴だ。

写真:男性用内湯

神々しさをも感じる白山にある「永井旅館」なら、日頃の心身の疲れも綺麗に洗い流してくれそうだ。

名物「堅豆腐」や山菜なども楽しめる

白峰名物の堅豆腐を使ったお料理や山菜など白山の味覚を堪能できる料理も自慢だ。本館は昭和10年築で、昔ながらの木の湯に襖仕切りの部屋。新館には鍵付の客室もある。

写真:女性用内湯。木造りの浴室が気持ちいい

利用する場合は事前の確認がオススメ

7~8月は登山者が多いとのこと。新緑の春と紅葉の秋がおすすめだ。また、すでに満室の日にちや貸切利用の場合もあるので、確認した方が良いだろう。

バスを利用の際は、最寄りの白峰バス停から予約制で無料送迎もしてくれる。夏期に臨時運行される登山バスなら市ノ瀬バス停下車ですぐ、ただ午前中のダイヤしかないそうなので事前に確認して欲しい。

写真:客室。昔ながらの風情がある

「永井旅館」は、別当出合(白山登山口)に程近い場所にある。 ※車で約15分

規制日を除き、登山口までの送迎もあるそうだ。詳しいことは旅館に問い合わせて欲しい。

(情報更新:hotspring727 2023年4月)

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