煌びやかな夜景に心ときめく、有数のデートスポット・丸の内。

そんな丸の内でいま、“フレンチの枠に収まらない独創的な料理を楽しめる”と、美女から支持を集めているのが『NINE by La Cime』。

料理も演出も刺激的。予測不能なアクションの連続に、女性が喜ぶこと必至だ!


“香り”をテーマにコース展開。鬼才シェフが仕掛ける食体験に感動!

「ブーダンドッグ」


“香り”がテーマのコースは、全12品前後で構成されるが、情報量はかなり多い。

コース冒頭で提供されるシグネチャーアミューズ「ブーダンドッグ」では、竹炭の衣の中に忍ばせた餡に鯉を使用。

徳島シェフの出身地、郡山で一般的な川魚の美味しさを伝える。


蒸気とともに爽やかな良い香りが漂う。華やかなディナーの始まり♡

3品そろってはじめてひとつの料理が完成する「山ウド/牡丹海老/子羊」のうちの「牡丹海老」。料理は全て25,000円(サ別)のコースから


「山ウド/牡丹海老/子羊」では3品が登場し、ひとつの料理が完成する。

「これはいわば掛け算の料理です。3品それぞれの料理が響き合い、相乗効果をもたらすことでひとつの料理が完成します」とシェフの徳島 亨さん。

その中心となるのが「牡丹海老」だ。甘やかな香りと爽快感が複雑に絡み合うこの皿のイメージは、官能的な南国のビーチ。

爽やかな香りの正体はバイマックルー(コブミカン)。熱々の溶岩石にエキスを注ぐことでエスニックな清涼感ある香りが一気に拡散。エビの頭の中にはエビ味噌とミックススパイスが入っている。

「東京の中枢にある最先端の空間で、天然由来の香りと料理を提供し、自然界のワンシーンを再構築する。そんなテーマもあります」とシェフ。

シェフが言うとおり、香りを楽しみながら味わっていると、探究心がどんどん増していく。



「山ウド/牡丹海老/子羊」とともに提供されるのがコチラ。イメージソースとなったのは「リュウゼンコウ」


また、香りの演出は料理だけにとどまらない。

「こちらは軽石です」。どういう意味?と見ていると軽石にシュッと香りを吹き付けた。

「ワイングラスに浮かぶ石はリュウゼンコウという素材がイメージです。一昨年、タイの海岸に打ち上げられたという逸話を再現しました」。見たこともない演出に、思わず心が躍る。

クジラの体内で生成される結石で、香りの素材としてかなり希少。媚薬としても用いられる、その香りをまずは楽しむ。

「香りがテーマであることが、分かりやすい演出だね」と、会話が弾むこと請け合いだ。

楽しむ女性のテンションが上がるのに比例して、次の皿で再現される景色は何かと想像は膨らむばかり。

それこそがシェフのもくろむところであり、この店の正しい楽しみ方。


一直線に続くストロークの先には、丸の内の夜景。東京らしい雰囲気が素敵!


間近に迫るビルの煌めく灯に、東京の中枢を実感。

またテーブルをゆったり配置しているため、パーソナルスペースは広く、周囲に邪魔されることなく、ふたりの世界に没入できる。




エントランス近くには、10階『THE UPPER』と共有のバーも。

美しいボトルがズラリ並ぶバックカウンターも壮観。待ち合わせ、2軒目に1杯など、バーのみの利用も可能。



未知の食体験を共有することでふたりの絆はより強固になっていく。

そんな効能もこのレストランにはあった。


独創性に富んだ料理は唯一無二!


ホテル日航東京『テラス オン・ザ・ベイ』、都内のビストロなど、フレンチひと筋でキャリアを重ね、トランジットジェネラルオフィスのコーポレートシェフに就任。2022年から現職。


■店舗概要
店名:NINE by La Cime
住所:千代田区丸の内1-3-4 丸の内テラス 9F
TEL:03-6206-3939
営業時間:18:00〜(L.O.19:30)
定休日:日曜、月曜
席数:テーブル42席、個室1(4〜6名)


▶このほか:大人の喧騒が心地いい。目黒のど真ん中に、“泡好き”に愛されるバルがあった!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。