エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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NYポスト紙のヘイマン記者「あるライバル球団の幹部が見解を述べた」

 今季も投打二刀流で躍動するエンゼルス大谷翔平投手。今オフFAとなることから、周囲から相変わらず熱い視線が注がれている。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「MLB幹部によると、ドジャースとメッツがショウヘイ・オオタニの移籍先として有力だ」との記事を掲載した。

「あるライバル球団の幹部が見解を述べた」とヘイマン記者。メッツのオーナーであるスティーブ・コーエン氏は3月のWBCで日本で大谷の試合を観戦。ビリー・エプラーGMは、エンゼルスのGM時代に大谷との契約にこぎつけた人物だ。「そして、球団内ではメッツはオオタニに大金をつぎ込むと信じられている」と説明した。またドジャースについては「オオタニを獲得する為に、大幅なペイロールの整理を行ったと信じられている」という。

“大きな疑問”として挙げたのは「オオタニがニューヨークでプレーすることを考慮するか」ということ。日本からメジャー移籍した5年前、大谷が選んだ最後の7チーム中、5チーム(カブスとレンジャーズ以外)が西海岸に本拠地を置くチームだった。「情報筋によると、彼はヤンキースに対して『自分がニューヨークでプレーする姿を想像することができないと』伝えたという」と明かしながら「彼の側近によると、現在は必ずしもそうではないらしい」とも。大物記者も大谷の行く先に注目している。(Full-Count編集部)