今季3号となる左中間2点本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平はブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)の本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回には花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。試合は一時エンゼルスが6-0とリードしたが、逆転を許した後に追いつき、延長に突入。10回に逆転サヨナラの場面で打席に入ったが打ち取られ、11-12で敗れた。激しい点の取り合いの末に敗れた一戦に、日本人ファンからは「伝説のなおエ試合を見た」「なおエの最高傑作候補」といった声が上がっている。

 3回の大谷の2ランなどで一時6-0とリードしたエンゼルスだったが、6回に先発のデトマーズが満塁弾を浴びて降板。2番手のワンツも2点適時打を浴びて逆転を許した。さらに救援陣が7回に3本の適時打をを許して6-10とされた。それでもエンゼルスは8回にドルーリーの本塁打で1点を返すと、9回にレンフローの適時打などで3点を返して同点とし、延長に突入した。

 10回にブルージェイズはエンゼルス6番手のエステベスを打ち込んで12-10と再びリード。エンゼルスはトラウトの押し出し四球で11-12とし、2死満塁で大谷に打席が回った。一打逆転サヨナラのチャンスだったが、3球目を打った大谷は二ゴロに倒れてゲームセット。勝利はならなかった。

 大谷の本塁打がかすむほどの大乱戦に日本人ファンも悶絶。「伝説のなおエ試合を見た」「なおエの最高傑作候補」「エンゼルス芸術点高すぎる」「エンゼルスくん打線爆発と投手陣爆発を同じ試合でするんじゃない」「月曜朝からヒリヒリ、ドキドキ」といった声がツイッターで上がっている。

(THE ANSWER編集部)