エンゼルス大谷翔平(右)と水原一平通訳【写真:小谷真弥】

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水原通訳とは「何も言わなくてもわかる空気感みたいなのは楽かな」

エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間8日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、ブルージェイズ戦前に行われた本拠地開幕イベントに参加。球団公式ラジオに生出演し、爆笑のトークショーを繰り広げた。

 エンゼル・スタジアム正面がドッと沸いた。ファンの笑いを誘ったのは、水原一平通訳への信頼を問われた時だった。「多少、信頼はしている。ほんの少しですけど。ちょこっとだけ信頼しています」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。日本ハム1年目の2013年から知る間柄だ。「日本の時から、11年ぐらいですかね。ある程度、何も言わなくても分かる空気感みたいなのは、楽かなと思います」と明かした。

 投打の二刀流の難しさについては「時間がやっぱり少ない。そこが一番。時間がないなっていう」と話した。その忙しい中でどのようにリラックスしているのか。「ゲームもしますし、お風呂が好きなのでゆっくり入ったりとか。ホテルでゆっくりしたりとか。1人の時間は割と好きなので」と明かした。

 世界一奪回したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)については「今の所は特別な瞬間。トラウト選手とも同じチームの一員として世界一を目指してやっていきたい」と振り返った。「チームの雰囲気も素晴らしいですし、1人1人の仕事もみんなこなして頑張っている。このままの流れでいければ十分にいける」と、悲願のポストシーズン進出を見据えていた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)