放影研 広大霞キャンパスに移転へ 2025年度内に 広島
日米が共同で運営する放射線影響研究所が、南区の比治山から広島大学の霞キャンパスへ移転することになりました。
放影研は前身のABCC=アメリカ原爆傷害調査委員会が設立された1950年以来比治山にあります。放影研と広島大学は先月、霞キャンパスに10階建てを新築することで合意。費用は約60億円で日本政府が建物を米国政府がその他を負担する見込みです。
放影研 丹羽太貫理事長「人材の共有など 研究だけではなく事務的なものまで含めて非常に広範な協力関係がありうる」
広島大学 越智光夫学長「共同研究をして最終的に治療に結びつくような形が理想」
今年度中に着工、2025年度中の完成をめざします。