原口元気、W杯メンバー落選は「テレビで知った」 独メディアで胸中語る「とても残念」
ドイツ誌「キッカー」の取材でカタール大会のメンバー落選に言及
ドイツ1部ウニオン・ベルリンのMF原口元気が、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーからの落選に言及。
「自分が指名されなかったことに驚いている」と、ドイツメディアに対し胸中を明かした。
原口は、2018年ロシアW杯の日本代表メンバーに名を連ね、ラウンド16のベルギー代表戦で先制ゴールをマークするなど存在感を放った。18年7月の発足した森保一監督体制下のA代表でも継続的にメンバーへ招集されていたが、カタールW杯のメンバー26名から落選した。
原口落選の一報は、ドイツメディアでも報道。昨年11月のメンバー発表後、「Berliner Kurier」では「森保監督が、この快活なペースメーカーをカタールに連れて行かないというのは、非常に意外」と伝えられ、国内外で大きな反響を呼ぶ形になった。
W杯が閉幕し、リーグ戦再開へ準備を進めるなか、原口はドイツ誌「キッカー」の取材でカタール大会のメンバー落選に言及。「自分が指名されなかったことに驚いている。それ以来、監督とは話をしていない。(落選は)テレビで知りました。8年間やってきたので、とても残念でした」と心境を明かした。
ウニオン在籍2シーズン目となる今季、原口はここまでリーグ戦8試合の出場にとどまっており、このうち先発機会は4試合。クラブとの契約は今季いっぱいとされており、去就動向も注目されている。
記事では「どうなるかはまだ言えない。今に集中しています。またレギュラーになりたいですし、それから考えようと思っています。もちろん延長も考えられるけど、それは決めない」と語ったことも伝えられた。(FOOTBALL ZONE編集部)