【ネタバレ】2022年の衝撃的だった海外ドラマでの死10選

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今年も、私たちはテレビを通して悲しい別れを経験しなければいけなかった。その中でも特に視聴者に衝撃を与えた最期について、米TV Lineが振り返る。本記事は重大なネタバレを含みますので、ご注意ください。

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2022年、視聴者に衝撃を与えたドラマの中の死は以下の通り。

デクスター(『デクスター:ニュー・ブラッド』)

8年の時を経て、ついにカムバックした米Showtimeの大ヒットシリーズ『デクスター〜警察官は殺人鬼』。

デクスター・モーガン(マイケル・C・ホール)はモンスターだったが、善良であろうとしていたはずだった…、息子のハリソン(ジャック・アルコット)が訪れるまでは。再び悪に手を染め、ついに逮捕されたデクスターは警察署から脱出して息子と共に逃げようとするが、ハリソンから銃を向けられ、自らの死を決断することに。多くの人の命を奪ってきたデクスターが息子に抱いた愛情が、このドラマにふさわしい結末をもたらした。

死亡日:2022年1月9日

ヴィラネル(『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン4)

悲劇が起きたのは、美しき暗殺者ヴィラネル(ジョディ・カマー)が最愛のイヴ(サンドラ・オー)と束の間の幸せな時間を過ごし、謎の国際組織「トゥエルブ」を仕留めた直後のこと。イヴと抱き合うヴィラネルに銃弾が撃ち込まれた。テムズ川の水中に逃げる二人だったが、ヴィラネルは追撃を受けてしまう。水上に上がったイヴの悲痛な叫びと共に、物語は幕を下ろした。

死亡日:2022年4月11日

ナチョ(『ベター・コール・ソウル』シーズン6)

『ブレイキング・バッド』の前日譚を描く『ベター・コール・ソウル』。スピンオフのオリジナルキャラクターであるナチョ(マイケル・マンド)が本家に登場しないことを考えると、彼に訪れる運命についてはある程度予想できていたかもしれない。追い詰められたナチョは、最愛の父の身の安全を守ることと引き換えに、自ら死を選んだ。

死亡日:2022年4月25日

ルース(『オザークへようこそ』シーズン4)

『オザークへようこそ』ファイナルで悲劇的な最期を遂げたのがルース(ジュリア・ガーナー)。従兄弟のワイアット(チャーリー・ターハン)を殺したハビエル(アルフォンソ・ヘレラ)に復讐を果たしたルースは、最終的にハビエルの母カミラ(ベロニカ・ファルコン)と対峙しても、最期まで怯むことはなかった。視聴者の中には、ルースが実は生きているのではないかと思った人もいたようだが、残念ながらショーランナーのクリス・マンディが、ルースは「完全に」死んだことを認めている。

死亡日:2022年4月29日

エディ(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4)

シーズン4から登場し、大人気となった新キャラクター。アップサイドダウンでコウモリの群れに勇敢に立ち向かい、ヒーローとして最期を迎えたヘルファイア・クラブのリーダー、エディ(ジョセフ・クイン)。ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)の腕の中で「俺は逃げなかったよな」と言い、別れの言葉を述べて力尽きた彼の姿には、視聴者も心を痛めた。

死亡日:2022年7月1日

ブラック・ノワール(『ザ・ボーイズ』シーズン3)

ブラック・ノワール(ネイサン・ミッチェル)は、ソルジャー・ボーイ(ジェンセン・アクレス)がホームランダー(アントニー・スター)の父親であることを知っていたと告白し、ホームランダーに殺された。しかし、クリエイターのエリック・クリプキは、ブラック・ノワールの復活を示唆しており、今後も登場する予定であることを明かしている。

死亡日:2022年7月8日

レベッカ(『THIS IS US/ディス・イズ・アス』シーズン6)

ファイナルシーズンよりも前にわかっていたレベッカ(マンディ・ムーア)の最期。アルツハイマーによって、徐々に記憶をなくしていく彼女の姿を視聴者はずっと見続けてきた――。すでに劇中では、ベッドに横たわるレベッカと彼女の最後を看取るために駆けつけようとしている家族のシーンが登場していたので、覚悟ができている視聴者も多かったはず。最後は愛する夫ジャックと再会し、彼女らしい人生の終わりを迎えた。

死亡日:2022年5月17日

ジーク・ランドン(『MANIFEST/マニフェスト』シーズン4)

白血病に蝕まれたカル(タイ・ドラン)が危篤に。しかし、以前カルに救われたミカエラ(メリッサ・ロクスバーグ)の夫ジーク(マット・ロング)が、その恩に報いるため自らの能力を使って病気を吸収することを決断。その英雄的な犠牲は、視聴者に、そしてミカエラに大きな悲しみをもたらした。

死亡日:2022年11月4日

マーヴァ・アンドー(『キャシアン・アンドー』シーズン1)

第11話「フェリックスの娘」の冒頭で知らされるのが、キャシアン(ディエゴ・ルナ)の育ての母マーヴァ(フィオナ・ショウ)の死。彼女の相棒であったB2EMOが悲嘆に暮れる姿はより一層切なさを煽る。マーヴァとキャシアンが最後に会った時に愛を伝え合えていたことが、せめてもの救いだったのかもしれない。

2022年11月16日

ロジータ・エスピノーザ(『ウォーキング・デッド』シーズン11)

愛娘ココを救出したロジータ(クリスチャン・セラトス)は、ユージーン(ジョシュ・マクダーミット)、ゲイブリエル(セス・ギリアム)と一緒に逃げる最中、一度ウォーカーの群れにの中に落ちてしまう。事なきを得たかのように思えていたが、実はその際に致命傷を負っていたことをユージーンに告白。穏やかな時の中でココと別れ、最期はユージーンの手を握りながら、安らかに眠った。

死亡日:2022年11月20日

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