賑やかな時間も、のんびりした時間も。どちらも手に入る「大山」での暮らし
「楽しみながら生活を豊かに」をコンセプトのウェブマガジン『REISM STYLE』より、生活の中のさりげないワンシーンやアイテムを通して自己表現できる、とっておきの楽しみ方をご紹介いたします。
板橋区の大山駅は、駅前に活気のある商店街が広がる、下町情緒あふれる街。乗り入れている路線は東武東上線のみだが、3駅先の池袋駅まで出ればJR・東京メトロ・西武線など各種路線を利用できる。都内各エリアへのアクセスの良さが、この街の魅力のひとつだ。駅前には「ハッピーロード大山」「遊座大山商店街」という2つの大きな商店街があり、メディアで取り上げられるほど有名。なんでも手頃な価格で揃う板橋区きっての商店街が、大山での暮らしを支えてくれる。駅前は人通りも多く賑わっているが、商店街を抜ければすぐ住宅街が広がり落ち着いた雰囲気。安心して住める環境でありながら充実した都会ぐらしも楽しめるとは、まさにいいとこどり。都心部に近いながらも、家賃がお手頃な傾向にあることもポイント。一人暮らしをするならとても住みやすい環境だ。
レトロな商店街に、このエリアの魅力が詰まっている。
大山駅の南口側には「ハッピーロード大山」、北口側には「遊座大山商店街」がある。年中無休のスーパーや24時間営業の飲食チェーン店もあり、いつ訪れても便利。飲食店、惣菜屋、スーパー、ドラッグストアなどが揃っているので、日々の買い物には困らない。しかも格安に販売している店舗が多く、お財布に優しい。賑やかで活気に満ちた商店街を歩いていると、どこに行こうかわくわくしてくる。「ハッピーロード大山」は560mにわたってアーケードが続き、雨の日でも快適。昔ながらの商店街で、コロッケや焼き鳥、スイーツなどの食べ歩きを楽しむのもおすすめだ。
大山周辺には公共施設が多く、利便性に優れている。駅から徒歩で約3分の距離には、総合病院の「東京都健康長寿医療センター」がある。同じ通り沿いには大きな公園があるほか、さまざまなイベントが催される「板橋区立文化会館」や「板橋区立グリーンホール」もほど近い。また、「板橋区役所」が大山駅から徒歩で約10分の距離にあることもメリット。ここまで充実していれば、大山には必要なものがすべて揃っていると言っても過言ではない。
時代も国もさまざまに。共存しているからこそ面白い。
大山でぜひ訪れたいのが、1974年創業の老舗喫茶店「ピノキオ」。大山駅からは徒歩で10分ほどの距離にある。来店客の多くが注文するのが、名物のホットケーキだ。きれいな丸形でふっくらと厚みがあり、まるで絵本に出てきそうな見た目。ずっしりとした食感で懐かしい味わいのホットケーキは、コーヒーや紅茶との相性が抜群だ。レトロな店内は居心地がよく、思わず時間を忘れて長居してしまいそう。
「ハッピーロード大山」には実に多彩な店舗が立ち並ぶ。ほとんどは商店街らしい趣の個人商店だが、意外にも国際色豊かであることも特長。せっかくなら、地元で本場の味を楽しんでみよう。「台湾タンパオ」は、大きな蒸し器に入った小籠包や、ルーロー飯、台湾まぜそばといった台湾料理の数々を提供するお店。日本人にとって馴染み深い料理が多く、店構えもカジュアルで立ち寄りやすい雰囲気だ。ほかにもインドカレー、タイ料理、ベトナム焼肉など、通いたいお店は尽きない。飲食店だけでなく、個性豊かな雑貨店にも注目。商店街の路地裏に佇む「ボンヌパニエ」では、ヨーロッパから輸入したアンティーク雑貨などを扱う。新生活のお供に、お気に入りのアイテムを迎えてみては。
生活にちょっとスパイスを加えられる、カルチャースポットも充実。
「板橋区立文化会館」は、地域の小さな催しからコンサート、舞台まで行われる多目的な施設。文化会館から徒歩3分の距離にある「板橋グリーンホール」は、板橋区の各商店街を盛り上げるべく活動するプロレス団体「いたばしプロレスリング」の試合会場として知られている。
木立が並ぶ「板橋大山公園」は、駅前の喧騒から離れてちょっと休憩するのにぴったり。遊具で遊ぶ子どもたち、ベンチで談笑するお年寄り、散歩を楽しむ人など、幅広い世代が集まる憩いの場だ。ほど近くに「板橋区立氷川図書館」もあり、お決まりの散歩コースになりそう。住宅街の中にある「子易神社」は、一際深い緑に囲まれている。大山の地を、300年以上の長きにわたり見守ってきた存在だ。「地元」と呼ぶにふさわしい大山の街で、自分らしくのびのびと過ごそう。
※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。