業務スーパーで販売されている『やわらか煮豚』をご存じでしょうか。

甘辛系のタレで煮込まれた豚肉の惣菜。大きめのブロックサイズなので自分でカットする手間はかかるけど、ド直球に濃厚な味付けと柔らかな食感が際立った、おかず度高めの一品です。

業務スーパー|やわらか煮豚|548円

業務スーパーにて548円(税込、税抜508円)で販売中。内容量は600g、カロリーは100gあたり215kcal(脂質 14.0g、炭水化物 5.6g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

以前紹介した際の商品は498円(税込)だったので、50円の値上がり。ちなみに姉妹品の『やわらか味噌煮豚』(600g・548円)も値上がり傾向で、本品と同容量・同価格となっています。

『やわらか煮豚』はどんな味?

調理方法は、袋のまま熱湯に入れて約5分加熱するか、耐熱容器に中身を移してラップをかけ、電子レンジ(500W)で約3分チンするだけ。煮汁が多くて余りがちなので、お好みで卵や大根などの具材を加えるのもおすすめです。

豚のタンルート(舌の根元)というマイナー部位を使った商品。豚肉の原産地は不明ながら(輸入とのみ記載)、ブロックで3〜4個ほど入ってボリューム感は十二分。やや脂身が多い点で好みを選ぶ部位ですが、トロトロの煮込み感はしっかりと際立っています。

赤身は歯ごたえを残しつつ、口の中でほぐれるような柔らかさ。砂糖醤油ベースの味付けはとにかく素直にこってり濃厚。脂っこさも強いので、若干しつこい感じは否めません。それでも唐辛子っぽい香辛料のピリ辛感がほんのり立って、後味はそこまでクドすぎない印象です。

そのままだと食べづらいので、お好みの厚さに切って(わがままな厚みに!)煮汁と一緒にご飯とあわせ、チャーシュー丼風にアレンジするのがおすすめ。自分でカットする以外は手間なしで使い勝手も良く、がっつり系の肉おかずが欲しいときには鉄板の選択肢のひとつですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

輸入豚タンルートのブロックを煮込んだ冷蔵肉惣菜ご飯がはかどる濃いめの甘辛味で、脂身のこってり感と相まってパンチ強めアレンジもしやすい柔らか食感で、好みを選ばないタイプのがっつり系おかずよりインパクトの強い味が好みなら『やわらか味噌煮豚』(600g・548円)がおすすめ