業務スーパーの『チキンのトマト煮』はホロホロやわらか煮込みでアレンジ食材としてもイケる
業務スーパーで販売されている『チキンのトマト煮』をご存じでしょうか。
骨付き鶏もも肉をトマトソースで調理した惣菜です。トロリと柔らかくなるまで煮込まれた良食感と、レンジ調理の手軽さが嬉しい一品。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。
業務スーパー|チキンのトマト煮|311円
業務スーパーにて311円(税込、税抜288円)で販売中。骨付き鶏もも肉が2本入っており、内容量は未記載(編集部での実測値は434g)。カロリーは100gあたり188kcal(脂質 12.3g、炭水化物 3.2g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
以前紹介した際の商品は247円(税込)だったので、64円の値上がり。パッケージはリニューアルされたものの、変更点は原材料が微調整された程度ですね。鶏もも肉の惣菜は本品の他に『スパイシーカレーチキンレッグ』(2本・321円)などがあり、価格はほとんど横並びです。
調理方法は袋のまま熱湯に入れて約5分加熱するか、耐熱容器に移してラップをかけてレンジ(500W)で約3分チンするだけ。鶏肉以外の具材は入っていないので、好みで適当な付け合せを追加するのもおすすめです。
皮目から軟骨まで箸で簡単にほぐせるほど、しっかりと煮込まれた柔らか食感が特徴的。程よい脂っこさによるトロリとした口当たりと、口の中でホロッとほぐれる歯ざわりの良さは、以前と変わらず安定のクオリティです。
トマトソースは優しい酸味で、玉ねぎや人参の香味を効かせたあっさりタイプ。冷蔵肉惣菜のシリーズはこってりした味付けの商品が多いので、その中では上品系のポジションですね。人によっては物足りないものの、普通にご飯おかずを張れる旨みがあります。
残ったソースはパンにつけて食べたり、チキントマトリゾットにアレンジしたりすると美味しく消費できます。鶏肉1本分のお肉をほぐして、お茶碗1杯分のご飯を投入し、かき混ぜたあとチーズをのせてチンするだけでOKです。
素材の旨みを活かしたバランスの良い味わいで、ワインのお供にも食卓のメインにも活用できる一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
アメリカ産の骨付き鶏もも肉をトマトソースで煮込んだ惣菜鶏肉の旨みを香味野菜で引き立てた、あっさり系ながら風味豊かな味わい甘みも酸味も控えめでクセがなく、好みを選ばないおいしさがっつり系の味付けが好みなら『スパイシーカレーチキンレッグ』(2本・321円)がおすすめ