コストコの1kg超コーヒー豆『フレンチロースト』はどんな人におすすめ? 味の傾向やコスパをチェックしてみた
コストコで販売されているコーヒー豆『フレンチロースト』をご存じでしょうか。
商品名からして深煎り感全開なやつですよね。どんな人におすすめかは明白ではありますが、念のため味の傾向やコスパをチェックしてみました。
コストコ|フレンチローストコーヒー|2,158円
コストコのプライベートブランド「KIRKLAND Signature(カークランドシグネチャー)」のコーヒー豆『フレンチロースト(French Roast)』は2,158円(税込、品番 1527878)。1.13kg分のコーヒー豆が詰まった大型バッグです。
コストコではさまざまなコーヒー豆が販売されていますが、本品は深煎り党が好みそうなやつですね。
コーヒー豆の産地・内容量・コスパは?
コーヒーの生豆生産国や1杯あたりのコスパなどは下記のとおりです。
コーヒー豆の仕様・コスパ仕様 …… レギュラーコーヒー(豆)内容量 …… 1.13kg100gあたり約191円1杯=約10gで約113杯分(13gなら約87杯)1杯(約10g)あたり約19円(13gなら約25円)生豆生産国 …… コロンビア、メキシコ、他焙煎 …… フレンチロースト(※あくまでも商品名ベース)焙煎レベルについては、商品名のとおり深煎りのフレンチローストというところでしょう。黒さや油加減からすると、イタリアンローストくらいにも見えますが(コストコ基準ではもっとも深煎りである「DARK(ダーク)」の手前)。
写真は、コストコのPBコーヒー豆「エスプレッソブレンド」(写真内左)との比較です。「エスプレッソブレンド」はスターバックスとのダブルブランド品で、焙煎レベルはスタバ基準のダークローストとなっています。見た感じでは、本品『フレンチロースト』のほうが焙煎が深い印象ですかねぇ。
『フレンチロースト』の味の傾向をチェック
味の傾向苦味|■■■■■酸味|■□□□□甘み|■□□□□コク|■■□□□香り|■■□□□※中細挽き、ペーパーフィルターでドリップ
かなりの深煎り好きな方におすすめです。商品名どおり&見た目どおりのコーヒーとなっています。
ある意味、焦げフレーバーとも言える苦味。クセのない、どストレートな苦味なんですよね。アーシーさ(土っぽい)などの風味が弱い分、澄んだ苦味という印象でもあり、逆に言えば、深みを感じさせない表面的な苦味でもあるかと思います。このへんは好みですね〜。もちろん酸味や甘みは希薄です。こういう深煎りタイプはコーヒー牛乳に使うのもアリでしょう。
余談ではありますが、深煎り系がお好きであれば、mitok編集部的には同系商品にあたる「エスプレッソブレンド」を推奨したいところ。こちらのほうが幾分バランス型ですし。本品『フレンチロースト』はあくまでも超深煎り上等な方限定ということで。
試しにエスプレッソ抽出にも使ってみました。わりとアリかも。少々とろみのある感じに抽出され、後味にグリーンのような香りが立つのが個性的なんです。