米ヤフー、投資判断引き下げ=新広告プラットフォーム延期が影響−株価軟調
CBS MarketWatchによると、7月31日のナスダック市場で、米インターネット検索大手ヤフーの株価は前週末比0.33ドル(1.20%)安の27.14ドルと軟調だった。ファースト・グローバル・セキュリティーズのチーフ・ストラテジスト、デバイナ・メーラ氏が、同社の投資判断を引き下げたことが嫌気された。
メーラ氏によると、ヤフーが先に広告収入の拡大を目指した新広告プラットフォームの導入を数カ月延期すると発表したことで、同業の米グーグルや米マイクロソフトとの競争に悪影響が出る恐れがある。同氏は、「ヤフーは、グーグルとの競争で遅れをとっているとされており、今回の延期は、特に検索サービス市場でグーグルに追いつくとのヤフーの野望に終わりを告げるものとなる可能性がある」と指摘している。
ヤフーが新広告プラットフォームの導入延期を発表して以降、ファースト・グローバル・セキュリティーズ以外にも、少なくとも4社がヤフーの投資判断を引き下げており、同発表以降、ヤフーの株価は20%以上下落している。
ヤフーの投資判断引き下げなどが重しとなり、ナスダック総合株価指数は、前週末比2.67ポイント安の2091.47に小反落して引けた。【了】
メーラ氏によると、ヤフーが先に広告収入の拡大を目指した新広告プラットフォームの導入を数カ月延期すると発表したことで、同業の米グーグルや米マイクロソフトとの競争に悪影響が出る恐れがある。同氏は、「ヤフーは、グーグルとの競争で遅れをとっているとされており、今回の延期は、特に検索サービス市場でグーグルに追いつくとのヤフーの野望に終わりを告げるものとなる可能性がある」と指摘している。
ヤフーが新広告プラットフォームの導入延期を発表して以降、ファースト・グローバル・セキュリティーズ以外にも、少なくとも4社がヤフーの投資判断を引き下げており、同発表以降、ヤフーの株価は20%以上下落している。
ヤフーの投資判断引き下げなどが重しとなり、ナスダック総合株価指数は、前週末比2.67ポイント安の2091.47に小反落して引けた。【了】