カイリー・ジェンナー、プライベートジェットでの移動はやめられない!?

写真拡大

テイラー・スウィフトがプライベートジェットを使用したセレブの中で二酸化炭素排出量第1位となったことで、非難の声があがったのは記憶に新しい。このようにセレブがプライベートジェットを使用することで二酸化炭素を排出し環境汚染に繋がると問題視されるなか、カーダシアン家の末娘カイリー・ジェンナーが再びプライベートジェットを利用してファンの怒りを買った。また研究所での行動も新たな物議を醸している。

【この記事の他の写真を見る】

先月、カリフォルニア州ヴァン・ナイズ空港まで車で45分ほどの距離を7280万ドルのプライベートジェットを利用して3分で到着したとして非難を浴びたばかりのカイリー・ジェンナー。

ファンはカイリーを「気候犯罪者」と非難し、この種のフライトを許可しないよう主張するなど燃料と資源の露骨な浪費に憤慨した。他にも「嫌悪感を超えて、恐ろしい!」「彼女はとても甘やかされている」など批判の声が続出している。 

英メディア『The Sun』によると、カイリーは自身のコスメブランド「カイリー・コスメティクス(Kylie Cosmetics)」での写真撮影に参加するためプライベートジェットで地球を横断してイタリアのミラノに飛んだ。着陸後は人目を避けるように特大のピンクのパーカーのフードを被り、サングラスで目を覆い、パーカーとお揃いのピンクのポーチで口元を隠すように降り立った。いかにプライベートジェットに反対する声を意識していたかがうかがえる。

その後、カイリーはミラノで「カイリー・コスメティクス」の研究所を見学し、白衣を着てすぐに仕事に取りかかる“フリ”をした。自身のInstagramではパーソナルメイクアップコレクションの制作過程を直に見ている一連の写真と動画を公開し、このように言葉を添えた。

「研究室では、皆さんのために新しい魔法を作り出しています。今まで以上にいい感じよ。」

しかしこの投稿もファンの怒りに拍車をかけたようで、カイリーは「科学者の“フリ”をしている」とまたしても集中砲火を浴びることとなった。

「研究室で新製品を作っている“フリ”をするためにミラノまで飛んできたのに、結局は以前発売された製品のリピートカラーを作ることになるなんて…」
「もしこれが実際に販売される製品であれば、彼女が長い髪も束ねずヘアネットも着けない状態で歩き回ることは許されないと思う」
「白衣を着ているのに、手袋もマスクもヘアネットもないなんて…ふざけた女」

また米メディア『E!News』によると、美容界の大御所でエミー賞を受賞したメイクアップアーティスト兼化粧品開発者のケビン・ジェームズ・ベネット氏もカイリーの不衛生なこの投稿に対して「(カイリーの)フォロワーに、彼女が化粧品を作っているという虚偽の情報を信じ込ませようとする一種の心理的虐待(ガスライティング)だ!」と非難し、次のようにInstagramに記している。

「私は化粧品の開発者であり、仕事の一環として化粧品メーカー(およびその研究所)と協力しています。私の髪は非常に短いがヘアネットや靴カバー、マスク、使い捨て手袋なしで研究所や製造現場に立ち入ることは決して許されません。」

「(イタリアの)どの無知なメーカーが、適切な衛生手順に従わずに、研究所や製造フロアでこの写真を撮影させたのか知りたい。」

このケビンの批判に対して、カイリーは「写真は製造施設で撮影されたものではなく、むしろ消費者のために製品が作られている場所とは全く違う場所で撮影されたわ」と述べ、「誰も顧客を危険にさらしていません! 虚偽の情報を広めたケビンは恥を知りなさい!!!!」と猛反論している。

画像2、3枚目は『Kylie 2022年8月3日付Instagram「in the lab creating new magic for you guys」、2022年7月16日付Instagram「you wanna take mine or yours ?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)