【調査】風鈴の音が気になる人は約2割。ご近所トラブルを回避するマナーとは?
ちょっとした生活音が、ご近所トラブルの原因になることもある昨今。昔から親しまれている風鈴も、音色が耳障りに感じる場合があり、飾っている家庭も少なくなっています。実際、どのくらいの家庭が風鈴を楽しんでいるのか、そして、ご近所への気配りをどうしているのかついて、アンケート結果をもとに紹介します。
風鈴を飾っている家庭は15.2%
株式会社ワードがインターネットで実施したアンケート調査によると、家に風鈴を飾っていると答えた人は、全回答者の15.2%。風鈴を飾っていて、ご近所から何か言われたことがあると答えた人は5.6%でした。言われた内容については、「とても涼しげな音で癒やされる」といった肯定的な意見もあれば、「うるさい」と注意されたことがあると答えた人もいました。
また、風鈴の音を楽しむにあたってご近所への配慮をしている人は27.8%。対策としては「なるべく音の小さな物を選ぶ」「隣の家に聞こえないところに飾る」といった回答がありました。
近所に風鈴を飾っている家があると答えた人は16.9%
近所に風鈴を飾っている家があると答えた人は、全体の16.9%。この回答者に対し近所の風鈴の音がどのくらい気になるかを尋ねたところ、「気になる」が8.4%、「やや気になる」が13.9%、「どちらともいえない」が26.6%、「あまり気にならない」が25.7%、「気にならない」が25.3%という結果になりました。
「気になる」「やや気になる」という回答を合計すると約2割で、そのうち、風鈴を飾っている家に何か言いに行ったことがあると答えた人は1.9%。その内容を尋ねると、「風鈴は、夏の時期にだけ情緒を感じるものです。時期が過ぎると、ただうるさいだけです。時期が過ぎたら早く取り外してください」といった回答がありました。
まとめ
今回の調査によると、風鈴の音が気になる人はおよそ5人に1人でしたが、ご近所から大きなクレームになっているケースは少ないようでした。それでも、風鈴を飾っている人のうち3割ほどが、ご近所への対策をしていることがわかりました。
特にコロナ禍で生活が変わり、自宅にいる人が増えている昨今。これまで気にならなかった些細な音が人によってはストレスになり、トラブルの元になる場合もあります。風鈴を楽しむ際はもちろん、日常生活を送るうえではご近所へのちょっとした気遣いや配慮をすることがポイントになりそうです。
【調査概要】
調査方法:株式会社ワードによる調査。アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社
調査期間:2021年8月22日~26日
回答者数:237人(男性136人・女性101人)