9回に同点の15号3ランを放ち、吠えるエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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ロイヤルズ戦に「3番・DH」で出場

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ロイヤルズ戦に「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席に14号3ランをかっ飛ばした後、3点を追う9回1死一、二塁からは右翼席へ同点の15号3ランを放った。土壇場で10-10と振り出しに戻す一発に大谷も咆哮。ツイッター上の米記者らも反応し「とんでもない夜だ」と仰天している。

 あと2死で敗戦の状況で、大谷のバットが火を吹いた。7-10と3点を追う9回1死一、三塁。大谷は追い込まれてから相手の7番手バーローのカーブをとらえた。右翼席へ、飛距離438フィート(133.5メートル)の特大15号アーチ。この日7打点で、試合を振り出しに戻した。確信した様子で打球を見つめていた大谷は、柵越えを確信して吠えた。

 この一撃に米記者もツイッターで即座に反応。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は「ショウヘイ・オオタニが9回に同点3ラン。彼は今日2本塁打7打点だ」と速報し、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「ショウヘイ・オオタニが試合を振り出しに戻す一発。438フィート飛んだ。打球速度は113.5マイル(約182.6キロ)」と伝えた。

 大谷フリークとして知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニがとんでもない夜を見せてくれている!」と興奮気味だった。大谷は6回に14号3ラン、7回に中犠飛を放っておりこの日7打点となった。

(THE ANSWER編集部)