黒島結菜さん(写真:2019 TIFF/アフロ)

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2022年5月31日放送のNHK連続テレビ小説ちむどんどん」では、主人公・比嘉暢子(黒島結菜さん)が、幼い頃に仲の良かった青柳和彦(宮沢氷魚さん)と偶然の再会。思わぬ急展開に、視聴者からはツッコミも寄せられている。

「まさかやー!」2連続...職場も下宿先も同じ

沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。1964年、まだアメリカ統治下だった本島北部「やんばる地域」を舞台に、暢子がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。

※以下、ネタバレを含みます。

暢子は働き始めて2年になるイタリア料理店「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子さん)から社会勉強のために「東洋新聞」で雑用アルバイトをするよう指示される。

てんやわんやの日々を過ごすなか、同じ部署で再会したのが、かつて沖縄でともにひと夏を過ごした和彦だった。約10年ぶりに顔を合わせた暢子は「まさかやー! しんけん? 和彦くん?」と大興奮、和彦も「やっぱり暢子? 懐かしいな」と再会を喜ぶ。

週末、暢子が下宿先である沖縄料理店の自室で休んでいると、突然和彦が登場。実は和彦もこの春から同じ場所に住み始めることが明らかになり、暢子はまたもや「まさかやー! しんけん?」と驚きの声をあげるのだった。

「運命だから仕方がないさ?」

暢子が小学生当時、和彦の父・史彦(戸次重幸さん)が暢子をレストランでの食事に招待し、そこで生のコックを見たことで料理人へのあこがれを持つように。夏が終わり、史彦と和彦が帰京する際には、暢子に対して「いつか東京に来いよ。おいしいもの、世界中の美味しいものを食べさせてやるから」と約束をしていた。

運命的な再会を果たした上、下宿先まで同じという展開に、視聴者からは

「和彦と再会して下宿が一緒になる必然性が薄くてあまりにも都合でびっくりしたw 運命だから仕方がないさ?」
「いやもう...偶然というよりご都合主義にも程があるわ...」

といった失笑気味のツッコミが続々。その一方で、大きく動いたストーリーに、

「和彦登場。こういう昔の少女漫画みたいなご都合展開を朝ドラでは許容したい」
「和彦くんとの再会きた 賢く優しい所も変わってなくて沖縄での過ごした日々が今も和彦くんの特別になっているのが嬉しいね 下宿先も同じだなんてもう運命でしょ!」

などと今後に期待を寄せる声も出ていた。