「細辻伊兵衛美術館」2022年4月17日(日)に「細辻伊兵衛美術館」がグランドオープンした。400年余り続く綿布商の「永楽屋」の14代にわたる当主の名前「細辻伊兵衛」を冠した美術館。江戸から令和まで、それぞれの時代ならではの文化や風俗を取り入れた手ぬぐいが展示される。日本独自の発展を遂げた手ぬぐいは、特に江戸時代から明治初期にかけて多くの日本人に親しまれた。そのため、各時代の染織技術や歴史的な資料としての側面もある。今回オープンした「細辻伊兵衛美術館」では、江戸/明治/大正/昭和/平成/令和と6つの元号にわたり、「永楽屋」がそれぞれの時代の最高技術を結集して制作してきた手ぬぐいを紹介。ユニークな取り組みとして、入館時の中学生以上のチケットにも手ぬぐいが採用されている(半券として下4cmほどを裂いて使用)。1Fでは、それぞれの時代に歴代の「細辻伊兵衛」が発表してきた手ぬぐいの作品として、その時代ならではの文化や風俗を取り入れた柄など常時20点以上を展⽰。ミュージアムショップも併設され、同美術館でしか購入できない手ぬぐいなどが販売される。2Fでは、14代続く歴代の「細辻伊兵衛」の功績を紹介。資料などを交えた展示が繰り広げられている。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認「細辻伊兵衛美術館」■期間:
2022年4月17日(日)〜■開催場所:
細辻伊兵衛美術館
京都府京都市中京区室町通三条上ル役行者町368■問い合わせ先:
細辻伊兵衛美術館
tel. 075-256-0077
url. http://www.hosotsuji-ihee-museum.com/